2012年5月14日 (月)

津波で流された

宮城県山元町の、応急仮設住宅に現在お住まいの方の、設計・確認申請・工事監理業務を私は先月から進めております。

宮城県内は、昨年の震災以降、建設・土木関係の業者さん達は忙しい日々が続いているようです。建築士さんも今抱えている現場が多くて、新規の仕事は先にならないとやってもらえない、宮城県内ではそんな事態に設計事務所全体がなっているみたいです。

そこで私に、福島市で建設関連の仕事をされている方からのご紹介で、設計の仕事がまわってきました。

宮城県での仕事、今までした事がありません。

今回、被災された方の住宅って事で、最初の一棟は思いっきりの低料金でしても良いのかなーと考え、お引き受けすることにしました。

そこが、少し私の見通しが甘かったところです。

宮城県では建築規模に関係無く、工事中の中間検査が数年前から行なわれている事を、仕事を引き受けてから分かりました。設計屋が、工事中の監理業務でしなくてはいけない事は、福島の比では無い。

現場での写真撮影、基礎工事で例にあげますと、根入れ深さ・基礎底盤幅/厚さ・鉄筋のかぶり厚さ・基礎立ち上り高さ/厚さなど等、工程ごとに詳細に撮影が必要になり。

施工結果報告書も、中間検査チェックリストも、私が作ることになります。

工事完了までに現場に行く回数は、福島でしてきたことの倍くらいにはなりそうです。

自分が、見積もり段階で良く調べないで引き受けてしまったのですから、手間が沢山かかっても最後まで業務を全うします。現場に行く時は、朝早く出発するとか、高速を使わないようにする。自分の労働で、からだを使って監理をしていきたいと考えております。

他県で仕事をすると、いろいろ出てきます。今回は、いい勉強になったと思います。

宮城は、復興が具体的に動き出しております。被災されている方も、福島より多いようですので、建設に関連している業者はこの先数年は仕事に困らないかと思いますね。

では私達の福島は……、原発の保証問題が、今のような、ふざけた電力会社の対応では合意する方が少ないと思いますので、まだまだ先になると思います。

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2012年4月18日 (水)

地域型復興住宅

先週、福島県地域住宅生産者グループ、参加企業の出発式に出席して来ました。

地域型復興住宅とは、地域における住宅生産の担い手である建築士・設計事務所、工務店、専門工事業者、林業・木材産業関係者、建材流通事業者等が連携してつくる、良質で被災者が取得可能な価格の木造軸組(在来工法)住宅です。

地域住宅生産者90グループのなかに、田村市の㈱丸ウ吉田工務店さんが「ふくしま・地域と自然連環の家プロジェクト」「福島の家びおプロダクト」で参加しております。私は、グループ企業・設計事務所の一員としてお手伝いをさせて頂くことになっております。 http://www.green-build.co.jp/category/1568996.html

もう一つは、郡山市の㈱ツボイさんが老舗優良地域工務店さんを募って手を上げた、「きつつき会」「~本当の空~幸福の家」で参加されているグループです。私は、「ふくらむ未来の家」と「にぎやかな家」の企画・間取り、設計図を作らせて頂きました。

「ふくらむ未来の家」「にぎやかな家」のタイトル・キャッチコピーも私が考えつけて見ましたが、人生初めての経験です。

被災されている方、仮住まいをされている方が自分の家を新しくする事で、不自由な環境を変えて頂きたい。これからの生活に、気持ちからでも明るく行って欲しいと考えたタイトルです。

今の福島で必要なことは、明るい希望的な気持ちを持ち、力強く生活していくことですね。

私には幸い、震災前と変わらない仕事・生活ができる環境と、家があります。放射能の事をくよくよ考えても、新しく得るもの発見がありません。今の場所で設計屋を続けることで、少しでも貢献ができたら、復興のお手伝いができたら幸せだと思います。福島に居ないと出来ないことですので、好きな仕事ができることに感謝しながら過ごしてまいります。

被災された方の、仕事先が不安なときに、大きな買い物に踏み切れないかと思います。

震災前のような、住まい面積にはなっていないと思います。

小さくまとめた、私なりに考えつくした間取りです。

一例として検討して頂けましたら幸いです。

こちらを、ご覧下さい。

http://fukushima-hukkoujuutaku.org/group/pdf/28-1.pdf

郡山市内にも、たくさんの応急仮設住宅が有ります。アパートを、借上げ住宅としてお使いの方が多くいらっしゃいます。

被災なされた方が、生活が無事に営まれることを、安住の地が得られる事を祈ってやみません。

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2012年4月 6日 (金)

800円で解決

ここ半年以上ネットを使うと、「ネットワークケーブルが接続されていません。」と毎日のように警告が出てきてネットが遮断されました。

「FTPポートがブロックされていることが原因で…。」

とか、

「プロキシ設定をチェックしてください。」

とか、分からないメッセージが出てき苦戦してきました。

ウイルス対策をもっと緩めないと行けないのか?

それとも、パソコン本体の不良?

真剣に悩んでしまいました。

1週間前のことです。

どうにもつながらなくなってしまったので、電気屋まで。パソコンを見に、もう買い替えしか無いのかとあきらめ、まずは安い所から交換してみることにした次第です。

そうしたら、800円のケーブルで解決してしまいました。

「良かった。安く済んだ。」

LANケーブルを取り替えたら、なんてこと無く普通に使えるじゃないですか。半年間、私は何をしていたのか…バカですね。

一番先に、疑って見なくてはならない所に、気が付かなかった。

今まで使っていたLANケーブルは、10年も前の物です。

私は、大もとで「機械オンチ」でしたね。

そんな私がパソコンを使って図面を書いている。

自分でもよくやっていると思います。

初歩的な部分でつまずいてしまうのは、歳を取ってしまったからですかね…?とほほ、情けないですね。

Lan1

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2012年4月 4日 (水)

父親の命日

今日のお天気は、大荒れです。

朝一番に、顔を洗って最初にすることは、

祖霊舎(それいしゃ)に手を合わせ、父親に「おはよう。」と、言ってから一日が始まります。

私の家は、神道です。祖霊舎とは、仏壇のことです。

2009年4月4日、でしたね。

明日は、娘の誕生日。何歳になったのかな…Photo

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2012年3月25日 (日)

2時間かけラーメン食べに

新潟市内にある「いっとうや」と言うお店に、無料化が今月で終わる高速道路を使って今日行ってきました。

http://r.tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15000840/

「いっとうや」には、味以外の複雑な思い出に残るラーメン屋です。

原発が吹っ飛んだ日、一年前の3月15日夕方の6時に郡山を出発し、渋滞している国道を何とか夜中の2時にホテルに泊まる事ができた新潟市内にまた行ってきました。

当日、私達は息子のハリアーに、積めるだけの食料と寝袋・毛布をつめ仕込んで夜逃げをしました。

新潟市内はあの日、原発事故のことと、ガソリン騒ぎは別世界のようでした。

観光をするなんてことは考えられませんので、私達はホテルから一歩も出ないでテレビから離れられなかった。

もし、これ以上悪くなったらどっちに逃げる。北それとも南、関西方面にでも行くようになるの、毎日が不安でたまらない新潟での宿泊でした。

泊まったホテルの女将が言ったのが、「原発がもっと酷くなったら、新潟も福島と一緒です。」新潟市民がそんな事が起こるなんて、考えた方がどれだけ居たか?NHKなどのテレビを見ているだけでは、感じ無かったと思います。

息子、家内、私は仕事がありますので、4日間だけのホテル宿泊。

母親と娘は9日間、新潟市内のホテルに避難していた費用、東京電力に持ってもらいたいです。

避難から4日目のお昼、母と娘を新潟に残してくる時に食べたのがこのラーメン屋です。

私は一人、家族の絆を考えながら食べたラーメン。一年前、そんなに美味しいとも思わなかったラーメンです。

今日は二度目、限定20食の炊き込みちゃーしゅー丼・100円と、かさね醤油・600円を頂きましたが、うまいなーと思い大満足で食べました。

偶然見つけたこの店に、原発事故が無かったら、高速使って2時間かけてまた来よう何て考えなかったと思います。

家内が言い出した「またあのラーメン屋に行こう。」そんな事から行くことになったのですが、「私、行かない。」と言う、家族は居ませんでした。

その事は、原発のお蔭?

無駄にガソリンを使ってしまったので、帰りに直売店で野菜と市場で魚を多めに買って来た。それは間違いなく、原発のせいですね。

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2012年3月22日 (木)

原発再稼動

定期検査で停止中の原発、一番安全そうな所から再稼動されるべきだと思います。

原発は一日も早く、無くせば良いと思いますし、福島県内にある全ての原発、福島第二原発も含め、無くすのを早くすべきだと思います。それなのにどうして、他県にあるのは良いの?…

今の状態の第一原発・4号機の高い位置にある使用済み燃料が入っているプールの水が無くなってしまったら、どっちにしろ東日本に人が住めなくなってしまいます。1分でも早く、4号機の燃料体を安全なところに移動しなければ、原発は危ない状態に現実あるそうなのです。地震が、心配です。

平成24年3月21日の東北地方と関東地方の各地で計測された屋外の放射線量です。福島市で0.80マイクロシーベルト、郡山市で0.60マイクロシーベルト、南相馬市で0.36マイクロシーベルト。北茨城市で0.113マイクロシーベルト、水戸市で0.075マイクロシーベルトと横ばいの状態が続いていますが、4号機の使用済み燃料が入っているプールで臨界が起これば関東も対岸の火事ではなくなります。

原発で作る電気でお金を作り、撤去費用を一番の優先に確保してもらって、福島第一原発の終息をして一日も早い安全な福島にしてもらいたい。そんなにのんびりしていて、悠長なこと言っていて大丈夫なのでしょうか?

また、夏に電気が足りないよ。と言った騒ぎになりそうです。

オール電化住宅を作ることに、一緒になって電力会社の営業の手伝いは、これからも絶対にしません。

電気が、家庭で自給自足できない状態では、電力会社だけに依存するのは危険ですね。

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2012年3月18日 (日)

展示会のはしご

今日は、東京ビックサイトで行なわれた住宅フェアに参加しました。

㈱ツボイさんで募集した、バスで行くジャパン建材フェアに、住宅建材総合展示即売会を見てきました。

http://www.jkenzai.co.jp/

このような、東京で行なわれる展示会には今までも何度か、ツボイさんのご好意で参加させて頂きましたが、行けば必ず新たな発見が有ります。

今、住宅業界は大きく変わろうとしております。

より一層、「環境重視」、「環境共生型の住まい」の方向に、向かって行くようです。ボーっとしていると、世の中の動きから置いてかれそうです。

キッチンメーカーのブースで感じたことに、IHが少なくなってしまったようです。ガスが復活、当然と言えば当然。オール電化住宅は、昨年の震災以降、新築・リフォームをされている中で3割位のお宅でしか採用されていないようです。

Tenzikai

そして、後半は秋葉原で行なわれた、医院デザインフェアにも参加しましたよ。展示会のハシゴですね。

イベントは、歯科医院の設計に関した、建築設計事務所、デザイン会社、ハウスメーカー関連会社などによる医院のインテリア、エクステリアに関する展示。

今回、始めて行って見ましたが、こちらのフェアは私が参加するのは少し違っていたようです。

開業をお考えの先生、又は現在営業されている先生方に来て頂きたい展示会だと感じました。

会場内でお話を伺ったのは一社だけ、京王デザインの方としゃべっただけでした。

京王デザインさんは、今回医院デザインフェアに出展されたのが初めてだそうです。

私が、以前お邪魔した事があった東京のショールームを三年前に無くしてしまったそうです。

http://www.dentalnews.co.jp/cdf2012/syuttensya.html

帰りは八重洲口から乗る、さくら観光の片道2,500円の、けちけちバスツアーでした。もったいないので、新幹線は使えません。

帰宅できたのが10時過ぎ。

朝、5時起きでしたので疲れました。

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2012年3月 6日 (火)

岐阜県可児市の、

歯科医院の現場、見てきましたよ。

昨年の震災原発ドッカーから三ヵ月、暗い日が続いているときに歯科医院の仕事を頂きました。今のこの福島で、新規の歯科医院の設計に関われるなんて考えても見ませんでしたので、本当に嬉しかった。

会津若松市の総合病院にお勤めの、御実家が岐阜の先生の、設計と確認申請業務をしました。

施工は、岐阜県各務原(かかみがはら)市の株式会社 オンダさんです。

工事中の監理は、私が現場を見ることは距離的なことから大変だろうと考えてくださって、オンダさんにお任せすることで工事は進みました。

で、どうして私が工事中の現場を見る事ができたかと言いますと…

三日間の予定で、愛知県豊橋市で行なわれる姪っ子の披露宴に出席するために出かけました。

近くまで行くんだから見てみたかった。岐阜県可児市までは、100kmの距離になります。

東名高速を使わないで、東北→北関東→上信越→長野→中央自動車道で来ましたので、ちょっとだけの寄り道です。

訪問は、工務店さんには事前の連絡をしていなかったので、ちょっとドキドキもので伺いました。

突然でしたので現場監督の佐野さんはお休みの日、オンダさんの事務所に連絡を入れて、快く私を受け入れてくださいましたので訪問が叶いました。

しっかりと見てきましたよ。細かいところの、職人の仕事ぶりも。

うわぁ……、問題?

…有りません。

工事は、良くできています。

自分が設計した歯科医院の工事監理をしなかったのは初めてです。

現場を去るときです。

ちょっとうるる…としてしまいました。

今回、足を延ばして現場まで行って良かったです。

古田摂夫先生、仕事をさせて頂きまして有難うございました。

感謝しております。

Kani1Kani2

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2012年1月17日 (火)

減災とは、

地震や津波、台風などの自然災害の被害を少しでも減らそうとする活動。

日本に住む以上、自然災害(暴風、豪雨、豪雪、洪水、火山噴火)特に地震、津波は避けられない。

防災は、被害を出さないためにまんべんなくお金をかけ、保険のような発想で行なわれていましたが、いざ災害が発生した被害をすべて食い止めようと考えても難しい。

そして、阪神・淡路大震災から17年。

あの日を切欠に、災害の備えは「防ぐ」から「減らす」に発想が切り替わりつつある。

自分だけは大丈夫と油断することより、「起こらないように」ではなく、「起こりうる」を前提に考えたほうが、災害に強い社会につながることのように思います。

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2012年1月 4日 (水)

今年も、

よろしくお願いいたします。

皆様との絆を大切に日々過ごしていきたいと思います。

穏やかな、正月三が日でした。

家族は、何時もの生活に、今日から仕事が始まりました。

私は、ですか?

昨年、大きな試練となった年でした。

地震は、日本に住む以上避けられない災害です。

東北地方太平洋沖に発生した地震は徐々に収まると思いますが、放射能問題はこれからですね!

原発廃炉の問題、長生きをして見届けたいと思います。

設計の仕事、今年は動きが出てきそうです。

福島県では復興住宅需要に対応できる地元のグループを公募するなど、再建を目指す被災者に支援する動きが具体的に行なわれることになりそうです。

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