海に向かって手を合わせる
30年くらい前から毎年5回以上通ったところですが、昨年は一度も来る気にはなれませんでした。あの震災以降、海での魚釣りはしておりません。
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でも今日は違います、釣り道具を用意しております。いわき市に用事があるので、近くに行くのだからと言った理由を付けて、小名浜港まで来てしまいました。
二年ぶりに、えさ屋さんを訪ねました。「今年どうですか?お客さんは、釣りをしにきている人いますか?」
店主から、「津波で商品がすべて流されてしまったので、昨年は一年お休みにしました。春から再開しましたが、釣りする人少ないですね。2月3月は湾内でもアイナメがバカ釣りしましたよ!」
「そうですか。」
「放射能の心配をされていると思いますが、カイズが20ベクレル、根魚で100ベクレル以下何ですよ。」
私は、一番少量の300円のアオイソメを買って港まで。
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はじめての経験です。
今回、釣り針の返しをプライヤーでつぶし、釣りをしました。魚が釣り針にかかっても簡単に外れますので、魚を痛めないですみます。キャッチ・アンド・リリースで釣りをさせてもらいました。
どうせ食べない魚、持ち帰ることを考えていませんので魚は死せないで海に返したい。
釣りをしたのが二時間でしたが、掛かったのはアイナメ・メバル・フグ。餌やさんの情報では、アイナメにはまだ早かったようですが、一匹30センチ近いのが足元で掛かりました。他のアイナメもお腹がパンパンでした。近いところの魚市場前、割りと短い時間にしては釣れたほうだと思います。
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小名浜でも、御二人亡くなったそうです。
小名浜港周囲の釣具屋さんは、どうも商売が……。良くないような感じです。
津波の直接的な被害と、放射能汚染のせいでしょうね!
小名浜港では、至る所で復旧目的の工事が行われています。釣りをする場合、邪魔にならないように車を停める事は当然の事ですが、震災前の小名浜に戻そうと考えれば魚釣りをしに行く人も必要だと思います。ららミュウも、月曜日なのに観光客もけっこう入っていましたよ。良い事だと思います。
魚は、多く釣れそうな感じです。
また近いうちに、海釣りにも行く機会があると思います。
今度は、相馬の方にもいこうと思います。
帰りに魚を買ってきても良いし、震災前のような福島に戻す、私達がして行かないと復興は進まないと感じております。
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