地域型復興住宅
先週、福島県地域住宅生産者グループ、参加企業の出発式に出席して来ました。
地域型復興住宅とは、地域における住宅生産の担い手である建築士・設計事務所、工務店、専門工事業者、林業・木材産業関係者、建材流通事業者等が連携してつくる、良質で被災者が取得可能な価格の木造軸組(在来工法)住宅です。
地域住宅生産者90グループのなかに、田村市の㈱丸ウ吉田工務店さんが「ふくしま・地域と自然連環の家プロジェクト」「福島の家びおプロダクト」で参加しております。私は、グループ企業・設計事務所の一員としてお手伝いをさせて頂くことになっております。 http://www.green-build.co.jp/category/1568996.html
もう一つは、郡山市の㈱ツボイさんが老舗優良地域工務店さんを募って手を上げた、「きつつき会」「~本当の空~幸福の家」で参加されているグループです。私は、「ふくらむ未来の家」と「にぎやかな家」の企画・間取り、設計図を作らせて頂きました。
「ふくらむ未来の家」「にぎやかな家」のタイトル・キャッチコピーも私が考えつけて見ましたが、人生初めての経験です。
被災されている方、仮住まいをされている方が自分の家を新しくする事で、不自由な環境を変えて頂きたい。これからの生活に、気持ちからでも明るく行って欲しいと考えたタイトルです。
今の福島で必要なことは、明るい希望的な気持ちを持ち、力強く生活していくことですね。
私には幸い、震災前と変わらない仕事・生活ができる環境と、家があります。放射能の事をくよくよ考えても、新しく得るもの発見がありません。今の場所で設計屋を続けることで、少しでも貢献ができたら、復興のお手伝いができたら幸せだと思います。福島に居ないと出来ないことですので、好きな仕事ができることに感謝しながら過ごしてまいります。
被災された方の、仕事先が不安なときに、大きな買い物に踏み切れないかと思います。
震災前のような、住まい面積にはなっていないと思います。
小さくまとめた、私なりに考えつくした間取りです。
一例として検討して頂けましたら幸いです。
こちらを、ご覧下さい。
http://fukushima-hukkoujuutaku.org/group/pdf/28-1.pdf
郡山市内にも、たくさんの応急仮設住宅が有ります。アパートを、借上げ住宅としてお使いの方が多くいらっしゃいます。
被災なされた方が、生活が無事に営まれることを、安住の地が得られる事を祈ってやみません。
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