建築士定期講習を受けた
建築士「定期講習」は、建築士事務所に所属する一級・二級建築士を対象としたものです。建築士事務所に所属する建築士は、3年度ごとに建築士「定期講習」を受ける必要があります。
この建築士定期講習は、1日(講義及び○×式の修了考査、一級建築士定期講習6時間以上、二級及び木造建築士定期講習5時間以上)の講習となり、建築士事務所に属する建築士は、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う建築士定期講習の課程を修了することとされています。
修了考査で「修了認定基準」に達しない場合は、講習の再受講が必要。
建築物の建築に関する法令に関する科目、建築物の設計及び工事監理に関する科目の範囲から出題され。出題形式は、正誤式で、一級建築士定期講習は40問です。
会場は、日建学院の郡山校、動画による講習。
講師が、目の前でしゃべるのとは違い、ビデオによる講習です。
これが、結構良かったのです。進行役の女性アナと、講師の二人で進めて行きますが、ポイントついて話してくれるし、ちょっと居眠りしそうになっても、画面にテキストのページが出るのでついていけます。
日建学院のビデオ教習は、私は20年前の宅建の勉強いらいです。
モニターの動画による講習、分かりやすいです。年間3~5回の講習・勉強会に出席しますが、講師の先生によっては内容がボケてしまうケースが有りまので、こういったやり方良いと思います。全国たくさん有る会場の違いによる理解度の不公平感がないように、考えられたものだと思います。
当日は、居眠りをしてもばれないのですが、最後にやることになっている修了考査がありますので、周りを見渡してもそのような不心得ものは誰もいません。
朝8時半から夕方まで、エアコンの効いている窓の無い教室で、丸一日缶詰、私にはきつかったです。
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このような、建築士定期講習。「耐震偽装事件」の再発防止の一環として建築士法が改正され施行されました。
「耐震偽装事件」とは2005年11月、千葉県出身の一級建築士が地震などに対する安全性を計算した構造計算書を偽装したことに端を発した事件です。建築士の耐震構造を偽装していたという問題とともに、関係省庁も民間の指定確認検査機関も偽造を見抜くことができなかったという問題が浮き彫りになりました。その後いろいろ議論はありましたが、「建築士の判定能力が低いのであの事件が起こった。」と、答申がまとめられてしまいました。
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一級建築士を目指して頑張っておられる方々の夢を、私達が壊さないためにも、プロとしての自覚は一番大切だと改めて感じております。
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