« バルコニーを自分で作る | トップページ | 渓流釣り »

2010年3月25日 (木)

地鎮祭する?しない? 上棟式は…?

地鎮祭とは、建築や土木などの工事に先立ち土地を清め土地の神様を祝って、工事の安全と建物の完成、また建物の末長い加護を願う儀式のことです。

上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式。一般的に上棟式は、新築の家の土台が出来上がり、柱、梁、骨組みが完成したあと棟木を取り付けて補強する際に行います。

上棟式は、正式には神主さんに祈祷を行ってもらうのですが棟梁に行ってもらう略式が多いようです。現代は、ハウスメーカーにより工務店や大工さんやその他の職人さんも系列化が進んでいます。また在来工法においても、プレカット材を使うなど工場生産が進んでおり現場で墨付け手刻みをすることも少なく、大工さんなどの職人さんも世代交代が進めば、これらのことを考えますと上棟式はいずれなくなるような気がします。

「地鎮祭」は、どうでしょうか?

今まで私が関わった現場では、100%お施主様の意向で地鎮祭は行なわれました。近年、神職を呼んでする地鎮祭が徐々にですが減りつつある、と言うことが分かりました。新築住宅で、神棚が設けられていない設計をした事がありますので、地震祭をする意味が無いと考えるお施主がいらっしゃっても不思議ではないのですが、神棚を作らない住まいで地鎮祭を行う事の方がおかしいのか?私には良く分かりませんので、これからも勉強をしないといけませんね。

先日の父の一年祭に来ていただいた神職に、墓地までの車中で伺ってみました。「先週、ビックパレットで行なわれた。うつくしま住まいとリフォーム博の会場内に、福島県神社庁のブースがありました。」私は、今までいくつかの住宅フェアに行きましたが、神主が会場内でパンフレットを配っていたケースは始めてでしたので聞いて見ました。神職からは、「そうでしたか……。神社も、啓蒙活動は必要ですので、そうした事もして行かないと駄目ですね…。」「家を建てようと考えた時、殆どのお施主様は地鎮祭をされていると私は思いますが、どう何でしょうか?」、「先日、サン〇〇ホーム(ローコスト系)の地鎮祭に呼ばれた時、現場担当者の対応が違っていることを私は指導的な注意をしたつもりでしたが…」若い監督さんの対応に、いやな気分になったそうです。サン〇〇ホームは、地鎮祭をしているケースは多くないんだろうなと、その時、神職は感じたそうです。

私の、想像です。

家を作るとき、工事の始めに、土地の神を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ることの祭事を、若いお施主さまの中で知らない方が居るのでは無いかと思います。住宅メーカー特にローコスト系の若いメーカーは、わざわざ自分達の方からお施主様に話しを出したりはしないと思います。時間とお金がかかる祭事は省略した方が、との考え方が有ると思います。ローコスト系は、工事期間中は、お施主様に深く考える時間を与えないでさっさと仕上げてしまおうとしてきますので、気がついた時には引渡しが済んでいます。

皆さんは、子供が生まれた時、お宮参りしますよね。

七五三!着物着せて、お参り。

受験の前には、願掛け。

初詣も、ほとんど毎年行っている!

一生をそこで暮らすかもしれない住まい作りの始めに、神職を呼んでの工事の無事を祈る儀式を省略してしまいますか?…。建売では、したくってもできないか…。ちょっと、残念な気がします。

私は、特別な理由が無いのであれば、多少の出費は必要ですが、地鎮祭はした方がいいのではないかと考えます。皆さんも、お宮参りをするのと同じ感覚で、お近くの神社に、お祓いをお願いされて見てはと思いますね。

私の父親が生まれた家は、神社と親類の関係にあります。で、私のところは、これからも神社との関係は続けて行きたいと考えております。

附記*近づいた4月1日のお天気が気になります。今年は遊びの方でも、いつもの年の状態に戻させてもらっても良いですよね。じいさんが好きだった魚釣りにも行きます。そして、膝のご機嫌をうかがいながら、テニスする機会も増やします。

blogランキングへ応援クリックをお願いします
私のHPも よろしければクリックをお願いします

|

« バルコニーを自分で作る | トップページ | 渓流釣り »

コメント

「地鎮祭」と「上棟式」を省かないのが日本人の住まい造りだと思います。それは施主のために説得すべきですし、工事関係者の安全を祈り任せる施主のマナーだと思います。

電機メーカー本社管財で不動産開発を担当していたせいで、そんな風に考えています。家という函を造るのではなく、建築をどのように仕上げて行けるのか?・・・問われるのが一生に一度か二度の家づくりだと思いたいですね。

投稿: KEN_yokohama | 2010年3月25日 (木) 17時03分

KEN_yokohamaさん、お久しぶりです。

そうですね。
工事前に、無事、建物が完成することを祈願する儀式、安全祈願ができないような「ことの始め」は、ちょっと心配ですね。
大きな買い物だけに、命をかけた契約ですから、気持ちに余裕を持って住まい作りをしていただきたいです。

投稿: 大木 実 | 2010年3月25日 (木) 17時58分

初詣に行って色んな事が良い方向になるよう祈願するのが一般的な日本人です。
一生に一度の大きな買物である住宅を建設するにあたって経済的理由を優先させ儀式を省く様な指導をする建設会社は会社の利益だけを考えているだけだと思います。施者様の幸願うならば自然と儀式は行うように指導するべきだと思います。

投稿: ショウチャン | 2010年3月29日 (月) 11時06分

地鎮祭に出席させてもらうと、私は、このままの設計で工事に入っても良いのか?何時も「身が引き締まる思い。」で、緊張します。
お施主様も、普段感じたことの無い気持ちが感じられると思います。その建築主さまが感じている緊張感を、私達工事に関わる職人が共有する必要がありますね。社長も専務も、現場監督は一番に神様の前で誓うべきですね。「建物の良し悪しは、監督で決まる。」ですから・・・

地鎮祭、上棟式も、残して生きたい日本の文化だと思いますね。

投稿: 大木 実 | 2010年3月29日 (月) 17時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/150855/47904558

この記事へのトラックバック一覧です: 地鎮祭する?しない? 上棟式は…?:

« バルコニーを自分で作る | トップページ | 渓流釣り »