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2010年2月19日 (金)

建物の良し悪しは、監督で決まる。

家づくりにおいて、欠陥住宅を作らない為の重要な役割をもつ人間が、三人います。

1人目、あなたの家を設計した設計士です。

2人目、あなたの家の現場を管理してくれる現場監督です。

実際の工事に対して目を配り、チェックするいわば現場の指揮官です。彼の指示の下で職人さんが動きます。良い現場監督ほど、職人さんは言うことを聞きます。ただ、現場監督が建築士であるとか、経験が長いだけでは、監督の良し悪しは判断できない事も多いです。

3人目、工事監理者という役割の人間です。設計図書の通りに、工事されている事を確認し監理する役割を持っています。家を建てるときに必要な建築確認申請書に、その名が記載されます。

工事監理者が、工事の進行に合わせて現場に週一程度の立会いになりますので、気が付いた事などの、品質の確認はできてから仕事の内容を見てからになりますので、もし良くなかった場合は現場監督に手直しの指示をすることになります。でも、始めからきちっとできている現場と比べて仕上がりは大きく違ってきます。

設計がそこそこ良くても、作るのは現場の職人さん。

その総代表が、現場監督さんです。

現場の良し悪しは、現場監督さん次第で決まります。

工期が短かく、予算の苦しい現場でも、「出来る現場監督は、期待に応えてくれます。」

現場監督は、人の命や生活を支えていく家を管理するのですから、それなりの勉強をしなければならない大きな責任と義務があるのです。工事の良し悪しは会社の技術力、施工管理のレベルが高いのはもちろんですが、現状では現場監督の技量による所が大きいです。

工事が始まってからの建設会社との窓口は、現場監督に一本化される為、監督の実績が重要になります。

建設会社において、現場監督は重要なポストに有ると思います。手がけた建物で、会社の評判を落とす物を作ったり、請け負った工事額の中で赤字を出しては、会社が立ち行かなくなる。会社の将来は現場監督に掛かっていると言っても過言ではない。

ですので、監督は、お給料の面でも高い地位になっていなかったら可笑しいですね。

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家造りで、現場に来ている職人さん達が、誰もが感じている、現場監督の重要性。

現場監督のレベルアップは家の「良し悪し」に大きく影響します。住宅の瑕疵は80パーセント以上が現場監督の責任で防げると言う統計があります。

そのことに気づき、優秀な現場監督を育成しようとしている建設会社が郡山市内にも存在します。

現場監督の役割と実態が、一般的にはまだまだ知られていないかもしれない。完成後の、アフター工事を続けていくのも、現場監督の仕事ですので、引渡し後もお付き合いをしなければならない人間です。けっして、社長とか、専務ではない事を知ってほしいです。

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コメント

まったくその通りです。

投稿: ショウチャン | 2010年2月20日 (土) 08時16分

ショウチャンさんに、コメントを頂いてから後に、今回のこの書き込みの後半を少し訂正した個所があります。
「住宅の瑕疵は80パーセント以上が現場監督の責任で防げる。」と言う、部分です。
具体的な数字を入れた方が良いかと思い追加しました。

投稿: 大木 実 | 2010年2月20日 (土) 10時06分

現場監督さんでも色んな方いますよね。
元大工さんとかがいいのではないか?と一昔前は考えていましたが、そうではない事が最近分かりました。
年数、学校で勉強したかどうか、業暦、に関わらず、
その人がどれだけ経験(経験していても経験していると感じない人もいる)吸収したか、自分で自ら勉強するかなのではないでしょうか。
自分が変わるだけで、もっと経験できる情報、仕事が集まってきますよね(^ ^)

投稿: dorami | 2010年2月21日 (日) 07時48分

doramiさん、おはようございます。

20年前に、年間数億の売り上げがあった工務店さんの後継ぎを、親でもある社長は息子を大学までやって自分の所に戻したのですが、始め大工修行をさせた方がいました。
後をついだ息子さんは、近年のお客様との価値観の違いについていけないばっかりに工事受注がまかりならなくなり、現在は建築士の資格を持っているのに手間取りで大工職人をしているケースを何件か私は見てきました。
大工職人が良くないと言う訳ではないですが、頼っている社員さん・親の代から取引をして来た職人さん達の将来を考えなくっては行けない立場の社長を引きついだのに、本人は大工で食べれれば良いんだーと考えている株式会社の社長がおられます。

会社の経営者は、数億円くらいの売り上げの工務店社長でしたら、現場監督で経験を沢山させた方が最もふさわしいと思います。その会社が手がけた建物は、品質が高く、価格的にも適正ですので、お施主様の信頼を裏切る事もない。一番に、赤字の現場をつくらないなどで、業務を継続できます。メンテもしますので、展示場を持たなくっても、口コミで売り上げが確保できます。
現場監督は、建設業界のスペシャリスト。良い現場で経験をふまれた現場監督出身者こそ、工務店社長にふさわしいと個人的に思います。けっして、設計屋では、無いです。

投稿: 大木 実 | 2010年2月21日 (日) 09時00分

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