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2009年2月23日 (月)

家を小さく作る

工務店さんのご紹介と、住まい作りに関わる職人さんのことを少しお話します。

田村市の㈱丸ウ吉田工務店社長・吉田正之さんが、書かれているブログに、今月はお邪魔する機会が多くなり、私が少し忘れていた事の「家を小さく作る」を、今回のタイトルにしました。丸ウ吉田工務店さんhttp://www.maruu.biz/は、「家を小さく作りましょう。」と提案されています。それと一緒に、「自然素材の木の家」でと・・

吉田さんは、3代続く工務店の社長です。住まいつくりに長く関わって来られた、地域に根ざす、商売を続けて行こうと考えている方です。「自分の代で家業を終わらせてしまった。」…そんな責任感で家業を継いたのでは無く。根っから、工務店業が好きな社長だと思います。「他にしたい事あったんだけど、跡継ぎに生まれたからにはやるしかなかった。」そんな工務店の後継ぎのケースも私は見てきましたが、今その工務店がどうなっているか心配です。淘汰されて行くこの業界の中で、やる気が無い後継ぎの将来は創造が皆さんもつかれると思います・・・皆さんもよろしければ、そちらのブログに訪問して、共感できる所とか、そうじゃないでしょう等、ご意見などを書き込みされてみて下さい。応えてくれと私は思います。http://www.maruu.biz/

家を小さく作る必要性を、私も、お客様にお話しする機会をこれからも増やそうと思います。

私は、吉田さんの紹介を勝手にしていますが、仕事でご一緒した事は、まだ有りません。

今まで、私は機会あるごとに、地域工務店をこれからも皆さんの住む町内に残さないと、将来住まい環境は駄目になる。今の状態では、日本の建築文化までも、大企業お金持ちの思惑により無くされてしまうと、言ってきました。

皆さんが、今造ろうとしている木造住宅は、50年平気で持ちますよ。メンテナンスの事を考えたら、身近なところの地域工務店をしっかり抑えておかなくって、住まいの面倒をどうされますか?これからの保険制度では、無理ですよ。

私が今まで仕事でご一緒した工務店の社長さんは、仕事が好きで工務店業を楽しんで続けてこられた方がほとんどです。昼間現場で稼ぎ、夕食後は好きなお酒も我慢して、お客様の所で打ち合わせ。翌朝は、8時前には現場に出かけて仕事。日曜日も、電話が来ればお客様宅を訪問。「社長、何時休んでるの?」自分の時間を無くしている親方(年間2棟位を行なう工務店社長)多かったです。

好きな仕事をしている訳ですから、体調が悪くない限り、毎日仕事をしてても良い!そんな風に考える方が多かった。労働時間にして考えれば相当なもの、手間賃(報酬料)としては凄い金額に。工務店はみんな、蔵をたくさん持っていますよね・・そうで無いことは、皆さんも感じていると思います。

建設に関わっている職人さんの中に、大工さん以外にも、屋根・基礎・電気屋さんなどの、無報酬時間の労働により現場が進められているケースは結構多く。住宅1棟出来上がるまでの、その金額をまともにお客様に請求したら大変な工事額になると思います。

それをしないのは、仕事が好きな人達が集まっている業界だからです。今以上に建設費が上がったら、家を持とうと考える人が減ってしまう。その事を恐れてのことです。

皆さんが、ローコスト系の住宅メーカーに頼んでも、住宅は安くはできません。最終的には、総額(取得額)が地域工務店より高い買い物になります。そして、その工事に関わった職人たちには、ボランティアができるような体力をローコスト系メーカーは与えてくれません。

それと、ハウスメーカーのような存在は日本だけだと言います。住宅はどこの国でも工務店や職人さんが建てて、メンテナンスのサービスにあたっています。

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2009年2月22日 (日)

郡山市・住宅展示場

休日に、ふらっと立ち寄った住宅展示場で、「月々の家賃を払う金額でローン組めますよ!」と言われて。きっかけは、そんな所からは始まった住まい作り。

夢と希望が膨らんで、ついつい予算はオーバー。この際だからと無理をして、ちょっときつめのローンを組むと、気が付けばローン返済が中心の生活に・・・。

住宅ローン返済の為に働いて、遊びを我慢して、このまま無事過ごせても75歳まで返済が続く。老後は?、その頃は医学も進んで、80歳でも元気で居られる。趣味もスポーツも楽しめる。…真面目にやってきたから、…そうですよね、それくらい無かったら・・・

長生きができても、75歳まで仕事があるか? 会社勤めをされている方は、ほとんどの場合難しいのでしょうね。子供に、頼るようになるのかなー

お父さんは、家族の為に、住まいを良い環境で快適に暮らせるように考え、絶えず頑張っています。そう言った、お施主様の想いを強く感じながら、私達は住まい作りに関わらせて頂きました。

以前、元住宅会社の郡山営業所所長をしていた方が、「お客様は、命をかけて家を買っている。」だから、「私は、その事を忘れないように、若い社員に何時も話しをし、仕事をしてきました。」と、言っていました。ローンのシステム、生命保険がセットだから、そうなるのかな?(重い話しです)。購入される方は、どんな風に感じているのか、新車の購入とは明らかに違うと思うので、ちゃんと考えて頂いていれば、私の心配し過ぎで終わります。

私達の仕事は、設計から始まり、そして工事中、約半年間で工事が終わり、建物の引渡しで一区切りです。お客様から、「お世話様でした。ご苦労様、有難うございました。」そんな言葉が頂けて、全力でやって良かったと感じる瞬間です。これから先の、お使いになる上での不具合・メンテナンス等の、住宅に関するサポートを続けてまいります。

時間が経ち、お使いになって頂いてからも、間取り・設計仕様について、あれで良かったのかなーと考える事は多く。その中でも、もっと、家を小さく作ることを考える必要があったのでは無いか、後で不安に駆られることがあります。「建設費」大きな買い物だけに、掛かった費用の総額を、少なくして置けば良かった、もっと、家を小さく作ることを考える必要があったのでは無いかと、後で思うことがあります。

今、世界経済は「混乱と大不況の時代」に突入したと言われています。

お給料が、収入が増えている分には心配はしなかった事が、急に起きた製造業の雇用不安、手取りが3分の2、だなんて事になると、今まで仕事で関わらせて頂いた方への心配がまた増えます。

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2009年2月16日 (月)

みなし講習

今日は、管理建築士・資格取得講習会に出席。

会場は、ビックパレットふくしま、でした。

最近の勉強会は、ここですることが多いです。新しい施設をひまにしない為だと思いますが、会場の使用料は高そうです。今まで使ってきた会場がどうなっているか心配ですね。

ここの会場、特にテーブルの上が暗いのです。手元の資料を見るのに苦労します。

著名な建築家の設計した会場・コンベンションホールに、ケチをつける何て・・・

今回の日程表の一番下に、※当日持参する物のなかに受講票・筆記用具、ここまでは分かるんですが、老眼鏡(任意)と有りました。え、会場が暗いから?…違いましたね。建築士の中にも、私のような老眼鏡が欲しくなった人が多くなって来ているって事なのでしょうね!

今日は約6時間の講習の後、1時間の終了考査・試験を受けて、合格しなければならないことになっていますので。私は素直に、父親が一番初めに作ったメガネを借りて受講しました。

講習会テキストは何とか見えましたが、夕方の試験問題の中の印刷文字が小さくなったのでドキ。手元が・・・。お守りに持ってきたメガネを出して、セーフでした。

でも、もし会場が明るかったらメガネは要らなかった!「まだ言ってるよ。」

試験の結果は、4月になるそうです。今日の講習会は何時もと違って、居眠りこいている人は、一人もいなかった。

「姉歯建築士事件」から始まったここ2~3年の建築基準法と建築士法の改正では、建築士の業務は増える一方です。

設計という観点では再発防止策が取られましたが、大事な部分工事瑕疵という点では特に対策が取られていないのではと思います。

本当に、こんなことで責任のある建物ができるのでしょうか・・・・

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2009年2月 7日 (土)

今すぐ自分できる地震対策

「宮城県沖地震」は、これまで25~40年という比較的短い間隔で周期的に発生しており、近い将来再び発生することが予想されている。10年以内での発生確率は60%程度、30年以内では99%とされています。

「阪神・淡路大震災(1995年1月17日発生)」では、木造家屋の下敷きで即死死者の80%相当約5000人の方が木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって亡くなりました。特に1階で就寝中に圧死した人が多かったです。

2階建ての木造住宅の場合、屋根瓦と2階の重みで1階の柱が折れてつぶれ、1階部分の原形をとどめない。外観は、始めから平屋だったのかなーと間違えられるような状態にまで、1階が壊れたケースが多くおこりました。 2階の部分では、生存のスペースが残りやすく、建物が倒壊しても生存スペースがある場合は、死者は少なかった。 老朽木造建造家屋がなければ、死者は1/10になっていたと言われています。

現在の建築基準法を守って建てられた家であれば、関東大震災クラスの揺れでもまず倒れることはありません。震度6~7の揺れでも倒れないというのが、建築基準法での決まりなのです。しかし、構造や条件によっては例外も出てくると思いますが…。

また、震災の犠牲者の1割に当たる約600人が、室内家具の転倒による圧死と推定する調査(山口大学・大田教授のグループ)も有りました。

既存の少し古い建物の、耐震補強工事をすることを考えると、大金がかかります。

何時かは、地震来るんだろうな・・・・

工事費用を作るのなんて、とっても無理。毎日の生活を考えるだけでやっとだな…。と、考えておられる方、多いと思います。

でも、今すぐ自分できる地震対策があります。

大地震時に出る多数の負傷者。実は、その多くが家具類の転倒や落下物、ガラスの破片によるものなのです。特に震度6強の強い揺れを伴う地震では、負傷者の約5割がそれらの原因によると言います。非常に高い数値になっています。

家具の転倒を防止するやり方は、市販の転倒防止器具を利用することでもできます。一口に転倒防止器具といっても、いろいろな形状のものがあるのですが、いずれも、適切な方法で利用しなければ意味はありません。

家具や壁・天井などにキズを付けたり、釘を使ったりしないものも多いので、賃貸住宅に住んでいる方でも、取り入れることができます。

近年では、ホームセンターに特設コーナーを設けて転倒・落下防止金具の紹介をしているようですが、私が良く行くカインズホームにも防災グッズを集めた一角にあります。そこには、住宅用火災警報器もありますので、設置がまだの方は一緒に検討されてみてはと思います。

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