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2008年11月25日 (火)

ストーブが火災原因にならないと良いのですが…

消防庁がまとめた平成19年中の火災発生件数は5万4579件と前年に比べ1303件増加した。全火災件数(5万4579件)のうち、建物火災は3万1246件で、建物のうち、一般住宅が1万1665件。出火原因は放火、あるいは放火の疑いで20・4%。こんろが11・2%(6086件)、たばこが10・4%(5701件)、たき火5・8%(3174件)、ストーブ2・9%(1587件)などだった。

この時期、寒くなってくると、暖房について考える事が多くなります。石油、数ヶ月前に比べて、安くなってそうだけど?去年よりは高くなっているんだろうな。月3万円以上は覚悟しないと、冬越せないんだろうなーと考える。このままの石油中心の暖の取り方には不安もありますが、思い切って設備全体の見直しを考えるには勇気が要ります。電気・ガスも上がりそうです

私は時間が有るとき、よくホームセンターに行きます。仕事に疲れたとき、図面書くのに詰まったとき、DIY・日曜大工用品を見に出かけます。特に、外に展示させているガーデニング用品コーナーは、緑・木・花も有り、気が休まります。普段歩く事少ないので、軽い運動になります。はじからはじまで歩き回ります。居心地が良い、空間ですね。そんなホームセンターの売り場で、何度も見てそうでも、新たな発見があります。

近年、暖房器具コーナーに、薪ストーブが置かれているケースが増えたような気がします。だるまストーブ・ブリキ製ストーブ・そして鋳物製の薪ストーブが展示されています。鋳物製薪ストーブで4~5万円程度の物も有ります。私としては、ストーブ本体より煙突に関心がありますので、その辺の付属パーツも気をつけて探します。煙突は、ブリキ製シングルしか見わたりません。購入される方は、ここで全ての部品がそろうのでしょうか・・・自分で取り付けをされるのでしょうか…

最近、薪ストーブによる火災報道が取り上げられる事が増えてきています。設置される方が多くなっているからだと思いますが、その中の自己流で付けたケースがどれだけあるか分かりませんが、ホームセンターで売られているストーブの数が増えている分、もしかすると、火事が増えるのかも知れません。

ストーブの設置基準は、建築基準法に定めたものが、昭和25年にできたものが今でもほとんど変わらないであります。そんな古い法律に従って、今の薪ストーブを設置した場合、将来的に高い確立で火災を引き起こすとプロの薪ストーブ設置業者の中で言われています。

現在の流通している薪ストーブは、厳しい排ガス規制をクリアし、さらにはその設置方法にも各国、各メーカーが細かな基準を設けています。これは、薪ストーブの燃焼技術の進化で、より多くの熱エネルギーを発生できるようになったため、本体や煙突内部の高温化による火災や低温炭化などの事故を防ぐためです。

現在の薪ストーブの形状やシステム上、本体から直接火災になることはほとんどあり得なさそうです。現在起きている薪ストーブでの火災は、すべて煙道火災、低温炭化による出火が原因だそうです。建築基準法に定めたものどおりに設置するとなると、煙突と壁との距離は15cm離れていれば問題ないとなります。現在の薪ストーブで壁から15cmの位置に煙突を設置すると、早い段階で低温炭化の症状が出ます。もし10年もこの状態が続けば、木材が炭化してしまい低温での発火による住宅火災が想定できと言うのです。

つまり、薪ストーブを置く部屋のすべての内装を不燃材にしたところで、煙突が壁から15cmの場所にあったのでは全く意味を持たないといっても過言ではない。と書かれている記載例がありました。

それじゃ…薪ストーブ設置を、どうすればいいのでしょうか。

薪ストーブが原因で、財産が一瞬に無くなってしまうかも知れないだけに、「自己判断・自己選択・自己責任」重い問題です。

また、こんなのも見つけました。

薪ストーブの設置を、輸入品で鋳物ストーブ+二重煙突を基本とは考えないやり方で、工夫し費用を切りつめ自分で取り付け、10年以上楽しんでいらっしゃる方の紹介は…

http://www.aa.alpha-net.ne.jp/famitaka/CountryLife/life%20story/woodstove.htm

私は、今までもブログで薪ストーブについて何度か書き込みをしましたが、Webページからの情報が多かったです。その中で、プロの方・薪ストーブ販売取り付け業者の検索をしてきたつもりですが、今回新たに、薪ストーブショップのオーナーが薪ストーブの欠点や短所も載せているものを見つけました。

http://www.woodstove.jp/index.html

よろしかったら、そちらの方の確認もされてみては…。大変参考になりました。

また、こんなのも見つけました。電柱を利用した煙突。

http://members3.jcom.home.ne.jp/masaki4/maki_daizen/daizen.html

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2008年11月20日 (木)

大工さんの直営工事

来年10月1日施行の住宅瑕疵担保責任保険については、来年夏までには、行政の対応が決まってくると思います。

私の業務で、住宅の確認申請を、個人の大工さん・施工業者登録を受けてない工務店さんからの依頼で、今まで許可申請をさせて頂いた事ありました。

その場合、申請書の中の工事施工者名欄に「直営」と記入すれば、それだけで良かったのですが。

住宅瑕疵担保責任保険が施行されれば、もしかすると、「内訳を出してください。」

工事額・各工事を誰に頼むのかを書き出したものが、必要になるかも知れません。

昔、住宅金融公庫融資住宅を直営工事で作った時のように…

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2008年11月16日 (日)

工務店社長が、自宅に瑕疵保証?

前回に、続きます。

工務店社長が、自分の家を造る場合を例に、平成21年10月1日施行の住宅瑕疵担保責任保険について考えたいと思います。

「住宅瑕疵担保履行法・・・」

正式名称は「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」といいます。

どのような法律かというと、構造計算書偽装事件において、構造計算書の偽装された住宅等の工事を行った施工業者や販売業者が倒産しました。その結果、耐震強度が不足したマンションや住宅の購入者が建て替えや補修費用を巡って極めて不安定な状況に置かれるという事態が発生しました。その対策として、新築住宅の売り主や建設業者による瑕疵担保責任の履行を確保し、住宅購入者等の利益の保護のため、平成21年10月1日以降に引き渡される新築住宅の販売者や請負業者には、保険契約の締結か保証金の供託が義務づけられるようになります。これが、住宅瑕疵担保履行法です。

対象となる住宅:平成21年10月1日以降に引き渡しを行う新築住宅(マンション、注文住宅、分譲住宅、賃貸住宅)

瑕疵担保責任の範囲となる部分:基礎、柱、床、外壁、屋根、開口部、梁、筋違など

質問形式で、

住宅瑕疵担保責任保険について、建設業許可の要らない建設業者(工事1件の請負代金の額が建築一式工事にあっては1,500万円に満たない工事又は延べ面積が150㎡に満たない木造住宅工事を行なう建設業者)の注文住宅は保険・供託の対象から外れますか?また、建築主が設計者の助言を受け、直接、各下請負業者(基礎工事・木工事・屋根工事等)と契約する直営工事の場合は保険・供託の対象からはずれますか?

回答です

(前段)、住宅瑕疵担保履行法による資力確保(住宅瑕疵担保責任保険・供託)の対象から外れます。建築一式工事以外の建設工事については、工事1件の請負代金の額が500万円未満の工事については、建設業登録をしなくても工事を請けられることになっています。

(後段)分離発注や直営の時、注文者が複数の専門工事業者との間で個別の建設工事請負契約を締結することは一般的に分離発注といわれています。履行確保法は住宅品質確保法の適用を受けることが前提となりますので、住宅品質確保法について説明します。分離発注で締結された建設工事のうち、新築住宅の構造耐力上主要な部分等に関する工事については、住宅品質確保法94条の瑕疵担保責任10年間の強行規定の対象となります。他方で、構造耐力上主要な部分等ではない箇所の工事の建設工事契約は、住宅品質確保法94条の適用は受けません。したがって、分離発注による受注者のうち、例えば基礎部分の建設工事請負契約は住宅品質確保法の適用を受けることとなりますし、内装部分の建設工事請負契約は適用対象外ということとなります。

法律が変われば違ってくるかと思いますが、今の所は、分離発注や直営施工の時で、工事業者が建設業登録をしていない場合で、工事1件の請負代金の額が500万円未満の工事については、その義務は発生しない事になると思います。

工務店の社長が「住宅瑕疵担保責任保険」をかわすのには、上記のやり方で工事をすれば無駄な制度を使う必要がなくなります。

追記、

私は、設計事務所の中で行なわれている、オ-プンシステムでの住まい造り(分離発注や直営施工)を勧めている訳ではありませし、行なってもおりません。

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2008年11月15日 (土)

住宅瑕疵担保責任保険

平成21年10月1日施行の住宅瑕疵担保責任保険。保険加入を選択される場合、保険法人の現場検査を工事中に受けなければなりません。そのため、着工前にあらかじめ保険法人への申し込みを行なう必要があります。来春あたりの物件から対応すれば良いのでしょうけど、今から分かっていた方が後で楽です。矛盾が多い法律だけに、やらないで済ませられる事があったら、「やりたくない。」そこで、少し勉強しました。

「住宅瑕疵担保履行法」により「住宅瑕疵担保責任保険」が、年金制度のような、受給者が多くなると「さぁー大変だ。」、破たん状態って事になるのは明らかです。

掛け金の保険額の半分近くは、この制度で新たにできた機関の経費に食われるだろうと見ている方も多いので、施行される前から問題が多い制度のような気がします。

でも、決まってしまった法律。私も、この仕事を続ける以上、従わないといけません。

で、この制度について、これからも勉強をして行きますが、分かった範囲内で書き込みしたいと思います。どちらかと言うと、「制度をうまくかわせる」ような事になれれば良いのかなーと考えます。

例えばこんなケースも考えられると思います。

コツコツと商売を続けてこられた工務店の社長が、自分の家を、自分が代表である建設会社に頼んだ場合、制度に従わないといけない事になりますよね。

請負工事業者が倒産した場合、瑕疵保証可能とする制度です。自分の家に手抜きの無いよう工事の保証を行ない、自分の会社がつぶれた時の事も考え保険金を掛ける。

なんか変?ですよね。

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2008年11月10日 (月)

住まいづくりセミナーに参加

今日は、福島県農業総合センターで行われた「地域の木を活かした住まいづくり」実践セミナーに参加しました。

主催:財団法人 日本住宅・木材技術センター

対象者:工務店、建築士、製材・木材供給者等

会場内は、知った方が数人、Kチップの社長までも…、約120人の参加者で満席状態です。

詳しくは、下記アドレスから http://www.pref.fukushima.jp/forestry/oshirase/sumai_semina/oshirase.html

講題、

(1) 木造住宅の構造材への地域材活用、講師:宮崎県木材利用技術センター 構法開発部長 飯村豊氏

(2) 山形県金山町での住宅づくり「大手住宅メーカーに対抗できる住宅づくり」、講師:一級建築士事務所 阿部建築研究室 阿部利広氏

 前半のお話は、宮崎県木材利用技術センター 飯村豊氏、宮崎県は先人たちが戦後、拡大造林を積極的に推進してきた結果、スギ資源を有している林業先進地として位置付けられ、平成3年からはスギ材生産日本一を続けています。

どんどんスギ材が生産されています。秋田県と比べ、木の成長が3倍だそうです。正直困ってしまい、たくさんあるスギ材をどうしたら良いだろうと考え、頭をひねって真剣に考えた結果。宮崎県では、木材関連産業の技術向上、木材の新製品の開発サポートすることによって山村と林業、そして地域木材産業の活性化に寄与することを目指しています。

 スギ材の使用については、東北でも、私達の暮らす地域でも考えないといけない問題です。スギ林の手入れができない事で、今すぐにでも伐って使わないと駄目になる森林資源がたくさん出てきているようです。建築用材として、私達も結局的に使わないといけない状況に来ています。

 後半は、山形県金山町で設計事務所を営んでいる。一級建築士の阿部利広氏の講演です。

地域材を活かした家づくりネットワークのポイント「金山・杉のすまいをつくる」から

阿部氏のお話ですと、人口7千人の金山町で設計業をしてきた上で、行政の働きが大きかったそうです。紹介されたお話の中から、街並み(景観)づくり運動・町の条例が無かったら、違ったかたちになったのかとも感じました。

阿部利広氏が書かれている、ブログが有ります。そちらの方を、よろしければ… http://blog.livedoor.jp/aads/archives/51256058.html

今日の会場の、福島県農業総合センターへは、行くのが三度目になります。 http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/

前には、設置されているペレットストーブを見に行った時でした。

今回、新たな発見がありました。県内唯一の農業専門図書室です。そちらへは、時間が有る時にでも立ち寄ってみたいと思います。 http://www4.pref.fukushima.jp/nougyou-centre/jouhou_kihon/sisetsu_annai.pdf

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2008年11月 2日 (日)

ご近所のクリニックの内覧会

今日は新聞チラシから知り、同じ町内に今月5日に開院する。おおたけ内科・外科クリニックさんの内覧会に、迷惑だと思いながらもお邪魔しました。

私は設計屋ですので、医院の施設(特に間取り・各部屋の大きさ・内装材など)部分を中心に拝見させて頂こうと考え参加しました。

玄関を入って直ぐに、手拭用のペーパータオルが用意されていました。本当はうがいもしてもらいたい所なんですが、この場所では難しいので、手だけでもきれいにして診察を受けて頂きたいと考え、使い捨てタオル装置を置く事にしたそうです。説明を大竹先生にして頂き、医院内部も紹介してくださいました。そんな事から、医院の概要・設計コンセプトなども感じとる事ができます。また、チラシを見て考えていた通りの院内LANシステムによるデジタル診療のようです。インフォームドコンセントと言う点からも、私達、診察を受ける側からもデジタルは大きな利点があると思います。

今日の完成内覧会にお邪魔する事で、近くに、患者さんを大切に考えている、私より若いお医者さんがいらっしゃる事が分かってよかったと思います。

少し違った目的で参加したお詫びと言ってはなんですが…

おおたけ内科・外科クリニックについては、Webページから、ブログ「開業までの院長日記」がありますので、そちらの方をご紹介します。

http://plaza.rakuten.co.jp/intyou/

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