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2007年7月28日 (土)

すわりしょうべん小僧

Syouben 今回のタイトルは、少しドキッとしますかねー。

仕事をするのに何時もラジオを聞きながらしています。日曜日16時から、歌手がパーソナリティーの‘福山雅治のトーキングF.M.’もほとんど欠かさず聞いています。私が最も好きな歌手であり、人として・男としても、素敵な方だと感じながら毎回楽しみに拝聴しております。有名人好感度ランキングでも何時も上位に入る福山さんが、2~3週間前の番組ないで「俺は小便を座ってする。」「男子諸君、オシッコは便座に座ってしよう。」って、言った時。そうだ、以前なんかで聞いた事が有るよなーと思い出して今回のネタにしました。

福山さんは、これでまた女性からの好感度が上がったって、番組ないでは言っていましたねー。

便器・便器周りの床が汚れるからという理由から、小は便器に向かって立つのではなく、便器に座ってオシッコするお父さんが増えているらしい。トイレが汚れるからという理由で、奥様が望んでの事だと思います。そして、その様子を見た子供が学校でも、洋式便器に座って小をする子がすごく増えたみたいです。

近年、「すわりしょうべん小僧」をする男子が増えてきています。

皆さんはこの書き込みから、もう気付かれたと思いますが、実は住まい・公共施設などの設計をする上で利用者の便器の使い方・オシッコをするのに立ってするのか、座ってするかは大きなポイントになります。便器の種類・数を予測する上で小便をする男子の行動が、建築計画においても、大きく影響を与えかねない事態になりそうです。ちょっとふざけた内容になってますねー。

まじめにやります。20年前の住宅の設計では、家族内で男子が過半数の場合、小便用の便器(ストール)を余裕がある場合取り入れて来ました。私の家も、1階は車椅子仕様、居間のある2階のトイレについては1畳内に腰掛式+ストールが並んでいます。それが、ベストの形だと思っていましたが、家族みんながすわりしょうべん小僧で済ましてしまえば小便器は要らないことになりますよねー……分かりません。私には、どっちが正しいのか分かりません。

もちろん、設計させていただくお宅の場合、立ち入った事もお伺いする事も多いと思います。ご主人とは、オシッコの仕方をちゃんと確認して置かないと駄目ですねー。

“福山雅治=すわりしょうべん小僧”考えても、なんかピントきません。

時代が、そういった事になっているのか、この機会にしっかりと勉強をしたいと思います。

私、ミクシィ・コミュニティー・TOTOリモデルクラブへ、今回のすわりしょうべんについての書き込みをしてみようと考えております。TOTOは便器メーカーの中でも日本一のトイレ利用についてのデーターが有ると思いますので、期待できると思います。

トイレつながりでもう一つ。

前から感じている事なんです。バスを利用して旅行をした時、1~2時間間隔でトイレ休憩になります。そんな時、サービスエリアで女子トイレの前が長蛇の列って事が良くありますよねー。バスが多く停まることが分かっているのに、改善されないのには何か理由があるのでしょうか。私が利用した時がたまたまそういった状態になっているだけなのか? 知っている方がいらっしゃったら教えて下さい。

俺も、好感度アップを意識した書き込みになってますねー

すわりしょうべんについても、男女を問わず書き込みをお願いします。知らないとこで、大きく変わって来ているのかもしれませんねー。

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2007年7月22日 (日)

丸ウさんにやられました。

私、今日は工作教室で、すっかり子供に返って、楽しい時間過ごせました。

岩瀬書店富久山店アトリエで行なわれた、お隣の町田村市で三代続く工務店、《健康シラス壁の家》(株)丸ウ吉田工務店さんの家作りイベントに参加しました。

シラス塗り壁・塗り方体験教室で、参加されたご家族・小学生くらいの子供達と一緒に夢中でシラス塗りの初体験をして来ました。これが、面白いのですよー。こんな事なら、一年前に誘われた時やってれば良かった。

教室では始め、社長の吉田正之氏のシラス壁材についての説明を、皆さん真剣に聞いています。その後に、プロの左官屋さんの実演指導が行なわれました。

材料を調合した物を頂いて、さー今度は自分の番です。

鏝を使うのは、以前自宅の土間コンクリートの補修を、父親が日曜大工セットに買っておいたものでしたのが始めてでした。壁面(垂直)に付けるのは初めて、ましてや、モルタルと違って繊維質が多く乾くのが早いシラス壁です。

うまく行きません。

納得がいかないまま、時間が過ぎてしまいました。もっと、自分はできると思って参加したのに、リベンジが出来たら今度は上手にやれると思います。

すっかり、はまったかも知れません。

(株)丸ウ吉田工務店さんは私のブログのサイドバーに、相互リンクで紹介されている旧船引町で自然素材を使った住まい作りを提案されている方です。

昨年9月に株式会社ツボイさんのお声かけで取引工務店12社が参加。各工務店さんは自社の特長を出したブースを設け、入場された方には直に材料(木材)に触れてもらって木と遊ぶ、そして職人さんの説明などから住まいに使われている木材について分かってもらい、天然素材を上手に生かせるのが職人の技術・経験が重要だと言うことを理解して頂きたいと考えたイベントです。

その時のイベントで、私が初めてお会いした丸ウ吉田工務店さん、会場内でもシラス塗り壁体験を吉田さんに誘われました。

その後、丸ウさんとはお互いのブログへのメール交換では何度か、二日前に私の所から直ぐ近くの岩瀬書店富久山店で行なわれる今回のイベントされている事を知り、思い切って伺ってみた事で今日のシラス塗り体験って事になりました。

昨年9月、ツボイさんのイベントの様子は下記ブログ書き込みで紹介しました。 http://sekkeiya.cocolog-nifty.com/sumai/2006/09/post_0e20.html

といった事で、社長の吉田正之さんにお会いするのがまだ3回目なんですねー。

SirasusakanSirasusakuhin

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2007年7月18日 (水)

間取り図の提出

新潟県中越沖地震で大きな被害を受けた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

古い基準で建てられた建物の性能を調べ、必要に応じて補強を行うことは大切なことで、阪神淡路大震災がその重要性を教えてくれました。

でも、また今回も、古い建物の下敷きになったのはお年よりでした。

日本に住む以上、絶対に地震を避ける事ができません。毎年大きな地震がどこかで起こっています。

今お住まいの建物に不安を感じていらっしゃる方は、少しでも早く耐震補強工事を考えて下さい。

☆具体的に新築をお考えの方に、無料で間取りの設計を行っております。☆

今までも、ホームページからEメールで連絡を下さった方に行ってきました。

先週末に、先月、長野県松本市の松〇さんから頂いた内容を、確認をして作りました間取り図の紹介です。

1. お名前 松〇 〇〇

2. 電 話 

3. 携 帯 

4. メール 

5. 家族構成:ご本人 年齢  52歳

                   お子様 無し

                   ご両親の同居ですか? 夫婦のみ 

6. 敷地の大きさ及び道路はどの方向に面していますか? 

                   北側道路 間口9.7m 奥行き17m の長方形です

7. どんなご新居をお考えですか?

                   2階建てで ビルトインガレージを付けたい

8. ご希望の新居の大きさはどれくらいですか? 35坪位

9. 外観デザインのご希望は? 洋風(モダンなもの)

10. 屋根のデザインは希望がありますか?

11. 玄関、廊下、階段の用途や設計に対するイメージ・ご希望は?

                    介護を考え 階段は広めに

12. L・D・Kの関連は?

13. リビングに対するイメージ、ご希望は?

                     2Fでも良いです できるだけ広めに

14. キッチンのスタイルはどのタイプがよいですか。

                     L字型  こだわりません

                     アイランド型  こちらでも良いが

15. キッチンについてのご希望をお話しください。

             勝手口を設けたい 来れば

                     洗面室と浴室の近くにしたい

                     キッチンとの流れがあれば(動線)

                     リビングを通らずに直接出入りしたい  その通り

16. 和室は主にどんな用途でお使いですか。

                     客間として利用する

                     夫婦の寝室

17. 和室の設計に、どんなご希望をお持ちですか。

                     二間続きの和室が欲しい  押入れのスペースは大きいほど良い

18. 寝室について、どんなご希望をお持ちですか。

                     納戸、ウォークインクローゼットが欲しい

19. 子供室について、どんなご希望をお持ちですか。

                     2人なのでいらない

20. 浴室について、ご希望やイメージにあてはまるものはどれですか。

                     大きいほうが良いです

21. トイレについて、どんなご希望をお持ちですか.

                      トイレは2ヵ所に欲しい 上下階に1つずつ

22. その他、必要な部屋、欲しい空間はありますか。

23. ぜひとも必要とお考えのお部屋の、畳数はいくらにしますか。

24. 用途地域: ?

25. 建ペイ率/容積率  60% 200%

           ビルトインガレージ にし 2台入るスペースが欲しい 

一度私から、質問を入れた後の、返答メールでは、

お忙しい中 誠に申し訳ありません 

リビングも1Fが良いです 寝室は2Fでお願いします 老後は階段にトロッコみたいなものを手すりに取り付け 電動で動く椅子を付けたいと思いますので(上手く説明出来ませんが)

ビルトインガレージは 完全にシャッターで仕切れる(閉じられる)かたちでお願いします (ガレージの中から 出入りもできたら良いですが)すべてを入れて35坪位(ガレージも面積にいれて)でお願いします

☆別紙、間取り図・PDFファイルで見ることが出来ます。☆「matubara.PDF」をダウンロード 

一回のみの製作では私の思い込み間取りになりますが、よろしければ、御自宅の設計の一部に取入れていただければ幸いです。

これからもできるだけ、無料での間取り作りをする時間を取りますので、メールなどで連絡いただければ可能ですので試してみて下さい。ただ、納期の方は私の都合に合わせさせて頂きます。

http://homepage3.nifty.com/ohki-sekkei/madori.htm#mg

上記アドレスから、できるだけ詳しく記入の上、送信してみてください。

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2007年7月15日 (日)

構造計算書偽装問題等でかわる建設業界と関わる私達建築士

今までも、建築基準法改正について書き込みをして来ましたが、先週12日に行なわれたセミナーに出席をし、新たに頂いた資料をもとに書き込みをします。

http://kabu-tsuboi.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_d38b.html

建築士法等の一部改正(施行は、平成20年12月19日予定)

改正内容については、詳細にわたって違反行為にたくさんの項目に、高額な罰金・懲役刑が新たに増えました。建築士に対する刑罰刑が今まで例がなかったくらい増えました。

笑っちゃったのが、私が死んで家族が死亡の届出をしないと、届出義務違反で10万円以下の過料が課せられます。私は、遺言に書くつもりが無いので、死亡届今から書いて置きますか…

まっさらの土地に新築をする工事は、ほとんどの場合、誰がしても正しいものが出来ます。

法律で厳しく建築士だけをチェクしなくても、工事に関わっている方の倫理観で信頼できる建物ができます。肉まんを出している食堂が、材料の肉までダンボールで作ってしまう人達がいるところまでは、私達の国の建設業界がそこまでなっていませんので大丈夫ですよー。

でも、建築の場合、既存部分に増築とか改修工事をする事が多いのも現状です。

古い建物で耐震性能が足りない、防災設備が適法じゃない建物に、改善工事を急いで行なう事は必要です。何にもしない方が最も危険ですので。

そんな、既存不適格な建物に工事を行なう場合、現行法に照らし合わせて見て工事が完璧にできるのはどれ位有るか? 建築士が、工事に関わる場合、頭の痛い部分が出て来ることは多いものです。そんな事態が想像できる仕事は、この先建築士は最初から受けないと思います。もちろん、正しく立場を理解している真面目な施工業者も関わる事を避けると思います。

それじゃー、誰が工事するのー。困っちゃいますよねー

「古い建物の所有者が工事をしようと考えた時、国交省に相談してみてください。」

ごめんなさい、ふざけた書き込みをしました。冗談じゃなく、そういった事態が来ないとも言えない位、この先の建築士法等の一部改正(施行は、平成20年12月19日予定)が予定通り施行されれば業界全体が大混乱ですねー。

願わくは、無認可業者の工事が増えるとか、高額な工事額を請求する悪徳業者がはびこるような社会が出来てしまわないことをお願いします。

今回の法改正の背景に、工事を行なう建物を造る業者(ゼネコン・地域建設会社・ハウスメーカー・工務店など)が、今までのような「私の所は自信が有ります。設計施工ですので…。」そんな理屈は無いだろう。自分で図面を書き、建築許可をもらって工事を行ない。自分が手がけた建物のチェック項目に採点をし、合格点だとして完了報告を素人のお客様にして引渡しをする。そんなおかしなことが、今まで行なわれて来た事に矛盾点を感じた一般の方の声を組み入れて出来た改正だそうです。ごもっとも

そこで、二年後の秋からの「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」なんですか。この先、法律がうまく機能してくれれば一定の成果が得られるのでしょうけどねー…

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2007年7月 8日 (日)

八州の家の完成見学会にお邪魔しました。

Naisu1_3 昨日は、夢メッセみやぎで行われているナイスわくわくフェアに行ってきました。

今年の春3月24日に東京ビックサイトで行われた住宅フェアを少し小さくした感じの、商社・材料問屋のナイスさんが提案されているものを、株式会社ツボイさんのバスツアーで参加しました。

毎回、絶対に足を運ぶコーナーがテーマブースです。ほとんどの時間そこで使ってしまいます。

わくわくフェアへは、東京ビックサイトで行われたものに続けて4回、今年春にも見ていますのでそんなに違っていないのかなーと思いながらも参加をしましたが、いえいえそんな事無かったですよー、大きな収獲がありました。

改正建築関連法についての資料を手に入れようと考え、その辺がある事を期待して参加しました、もちろん有りました。

制震装置の「ジオフォルテ」のコーナーでは、ナイス事業推進本部主事 田久保健一さんとお話ができた事が良かったです。田久保さんは一級建築士/一級施工管理技士の資格を持っていられる方でした。短い時間でしたが、改正建築基準法についてもいろいろ。立場は違うのでしょうけど、同じ建築士としての話しができて良かったです。

毎回、ナイスわくわくフェアへは、知らない商品の確認(水周り・総合建材メーカーブースについては時間が無いのでほとんどが無理です)とか、田久保さんのような技術者の方ともお話しをする事で、法令を含めた中央の最新の動きを感じ取りたくって参加しています。

そして、今日午前中は、安積町荒井で行われた、株式会社 八州の家さまの完成見学会にお邪魔しました。今回、初めてお会いする工務店さんです。ツボイさんのブログで知り、先週連絡を入れ、承諾を頂いて実現しました。

私が朝一番の見学でした、30分位の訪問の間に二組、内若いお客様がお見えで、具体的に八州の家さまで設計を進めていらっしゃるお客様のようでした。昨日も、たくさんの来場者が有ったみたいです。正直、完成見学会に若い方の来場者が多いのはとってもうれしいですねー。ローコスト住宅のコマーシャルが多い近年、ちゃんと分かって下さっている、これからの時代を担う若いお客様に来て頂いている工務店さんがある事にホッとします。

下記、八州の家さまのポームページで紹介されている、社長のコメントをご覧下さい。

“私は、お客に本当の満足して頂ける家を造りたいと強く願い、自然素材をふんだんに用い、お客様の要望を出来るだけ取り入れ、予算内で健康住宅・高耐久住宅を提供しています。お客様の御要望とプロの目で見た見解を互いに切磋琢磨していく中で、信頼関係を築き、一棟一棟心を込めて長く愛される住宅を建築し、末永くお各様とよりよいお付き合いが出来るよう心がけております。”

http://www.hasshunoie.sv.bigsite.jp/index.html

今回の見学会会場は、注文住宅。お引渡し前に2日間お借りして行なわれたものだと思います。

玄関から内部に入ると、建具一枚奥にリビング・ダイニングが有ります。そこに大空間が存在します。初めて訪問される方は、皆さん驚くと思います。広い面積と大きな吹き抜け、2階梁が丸太手斧(ちょうな)仕上げです。リビングの床は桜ムク材、天井が赤松板貼り天井、壁にポイント的に板張り。

2階に上がってもビックリです。遊び心がいっぱいの設計でした。

詳しく紹介したい所なのですが、八州の家さまのマル秘テクニックだったりすると迷惑をおかけするようになってしまったら大変ですので、皆さん想像して見てください。でも、分からないと思います。私も「えー!」思わず声が出してしまいました。写真で紹介ができないのが、とっても残念です。

今日は私、素直に脱帽でした…

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2007年7月 4日 (水)

ナイスわくわくフェア

今週末土曜日は、夢メッセみやぎで行われる、ナイスわくわくフェアに参加します。

日頃お世話様になっている。㈱ツボイさんでバスを出すことになっていますので、のんびり楽しんできます。

http://kabu-tsuboi.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_286e.html

夢メッセ会場内には、11時から13時まで居ますので、よかったら携帯鳴らして下さい。

090-1398-3223

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2007年7月 1日 (日)

建築士の責任

少し古い書き込みに、独立行政法人「国民生活センター」のホームページに次のような判決がおりたと記載されています。

欠陥建売住宅を購入した者に対する建築士の責任

 本件は、購入した建売住宅に重大な欠陥があったという事例である。この建物は建築士による設計およびエ事監理が必要とされるものだったため、建築確認申請の際に一級建築士が建築確認申請書の工事監理者名欄に自己の氏名を記載し、かつエ事監理を承認する旨の届出書に署名押印して提出したが、実際にはエ事監理等をしていなかった。そこで、本件建物の購入者は売買契約を解除し、建築士に損害賠償を求めたところ、建築士の責任が認められた。(最高裁判所平成15 年11月14日判決 上告棄却 判例時報1842号38ページ)

 解説すると、家を造る時に行政に提出する「確認申請書」というものがあるが、ここの工事監理者として記載された一級建築士「A」は、全く工事監理をしておらず、名義だけを「B」建設会社に貸して確認申請を提出したため、完成した建物が図面と違う建物になり、それが重大な欠陥をつくり建て主(買主)に被害を与えた。そのため多大な損害賠償をすることになった。というものである。今までの判例では、この建築士「A」と買主(建て主)に「工事監理契約」がないということで、その賠償責任は小さいという判決が殆どであった。しかし今回の判決は、社会的にみて工事監理者の担う責任は大きく、名義貸しは許されないとの判断である。  

 この名義貸しは、一般的に行われている事で、中堅クラスの建設会社、ハウスメーカーでは、その会社にいる社員の建築士の名前を書くことが多い。しかし、その建築士が工事監理を行うことは非常にまれで、社内名義貸しが殆どである。従って家を建設会社やハウスメーカーで造った殆どの人が、自分の家の工事監理者が誰かわからない。更には、設計者も誰だかわからない人がいるはずです。ここでいう設計者とは「確認申請書」に記載されている設計者であり、設計担当者ではない。そういえば自分の家の確認申請書を見たことがないという方も多いだろう。それは建設会社が、建て主にそれを見せたくないので、お渡ししていないか、他の書類といっしょに紛れ込ませて渡しているからであろう。

「工事監理者なんてわからなくてもいいよ」という声もあろうが、法律では設計者、工事監理者は、もし重大な瑕疵があれば個人で責を負うこともあるくらい社会的に大きい責任がある。そんな人の名前を知らなくていいよということは、理解しがたいと思えるのは私だけであろうか?

  「国民生活センター」のホームページからの引用です。

ハウスメーカーさんなどで、確認申請書に記載されている設計者・工事監理者として社内名義貸しをしている方は、自分が知らないとこで、現場で行なわれて事に、不安を感じていないのでしょうか?

今回の法改正で、確認申請書を提出する際に、名義貸し等も受付窓口でトラブルのもとは水際で防げると思うのに、ハウスメーカーさんでは今まで通りOKと言う事ですと、所属している建築士の方達はこれから先を考えると心配じゃないのでしょうか…

6月20日施行のバタバタ改正建築基準法、時間が経過すると少しずつですが分かって来ました。

今回の改正で、受付時にチェックされる書類が増えました。

法改正により法第18条の3に規定する確認審査等に関する指針(以下指針といいます。)に基づき厳格な審査を行うことが定められました。受付時には、①正本及び副本の整合性、②設計者の記載、③設計者等の資格等、④構造計算の安全証明書の写しの添付、⑤設計者の業務範囲、⑥構造計算適合性判定の要否の6項目について確認することとなっています。②③については、事務所登録の写し、建築士免許証の写しが必要です。

それと、ブログで先月8日に書き込みをした内容と少し違っていた所が有ります。

「住宅の確認申請の場合、特例というのがあって、こまかい部分は建築士がチェックすればよいことになっていました。この特例がなくなり…」と書きましたが…、

結局今回の改正では、住宅(木造2階建)の確認申請は、4号の特例『建築士の設計』の扱いを残した上で、図面に要求されていない事は一切記入するな。不要な図面は提出するなとか、書類上の整合性を持たす為だけと思われる内容です。

今までも、現場で施工する上で、ミスを少なくする為に出来るだけ詳細な図面があったほうが良いと考えて図面を作っていましたが、確認申請では何も書かなくって良いとの事。

むしろ、余計な図面を付けた事で審査側では迷惑だし、付ける事で見ないと行けないし、もし図面に間違いがあれば出し直し。

1.筋かいは図面に書くな

2.矩計図はつけるな

3.24時間換気も図面に書くな

4.筋かい計算(バランス計算)も不要

5.接合金物図(軸組み図)も書くな、ですって。

しかし「確認申請に添付を必要とされていない=検討すら不要」は誤った解釈だ。建築士は、設計した物件について建築基準法に照らして安全で安心な建物を提供する義務がある。確認申請への添付の有り無しにかかわらず、設計した建物の安全性などに対する責任はついて回る。

でもそれも、確認申請に添付しなくてもいいのは、来年末までです。

だったら今回の改正から添付する事を義務にすれば良いのに、中途半端な改正です。

だから、バタバタ改正建築基準法なんて言っている建築士が多いのです。

事実、市内にある建築検査機構・行政の中でも6月20日ぎりぎりまで、筋かいの検討書・伏せ図等の審査がこれから必要になると覚悟していたみたいです。

そんな改正建築基準法、いったい「誰」のためになるのでしょうか。

図面が無かったら、現場側では、確実に出来上がりに申請内容との違いが出てきます。

職人さん達から設計者に対して質問などが有れば指示はできますが、毎日、設計(建築士)・監理者が現場に張り付いているのは不可能。現場のために考えても、詳細な図面があれば品質の高い法律以上の建物が作れると思うのに、図面がいらないと言うのでは期待するのは無理。誤字脱字のミスが少しくらいあったとしても、現場で勝手に判断される方がどれだけ危険な事か、分かっていないのが国交省の人達です。

この分だと最後は、全てを建築士の責任にすれば良いからですかー。

これからの建築士の立場ってどうなるのでしょうか。

締め付けだけがどんどん強くなるのは確実。

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