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2007年2月21日 (水)

このままオール電化住宅になっちゃうんでしょうか。

http://sekkeiya.cocolog-nifty.com/sumai/2006/08/post_5052.html

昨年の夏のパロマ事故は、ガス湯沸かし器の「ガスは危ない!」を増長するような事故は、ガス湯沸かし器のメーカー全体にとっても大きな事件だったと思います。

また、今回のリンナイ製のガス湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故。

ここまで、たくさんの事故報道が有れば、燃料店・ガス会社は売り込みに力が入らない状態だと思います。

経済産業省は16日、リンナイ製のガス湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故を受け、製品事故の情報公開基準を決めたと発表した。

ガス・石油機器による死亡・重傷事故は、製品の欠陥が原因か否かにかかわらず、事業者からの報告後、メーカー名、型式を即座に報道発表する。

従来は原則ホームページで公開するだけだったが、一酸化炭素中毒事故が相次いだことを受け、消費者への注意喚起を促すことにした。

一般の生活用品の事故について「製品の欠陥が原因でない」場合には、消費経済審議会の下部組織である製品事故第三者判定委員会の判断でホームページで公表する。

改正消費生活用製品安全法では、事故発生から原則1週間以内に事故の概要を公表するとしており、製品の欠陥が原因でない場合にはメーカー名の公表は今まで定めていなかった。

そこで、オール電化住宅って事なんですかねー?

日本の電力事情は、火力発電が約55%、原子力が35%、水力は10%未満であり世界的に見ても上位のCO2排出国。いま、原発は一連のトラブルで再調査や発電停止に追い込まれています。

私達利用する側は、冬は暖房・夏は冷房・電気はコウコウと、省エネの雰囲気は感じられないのが現状ではないかと思います。夏には需要に供給が追いつかなくなることも心配されます。

わが国で、燃料としてLPガスが最初に取り扱われたのは、1929年(昭和4年)に有名なドイツの飛行船ツェッペリン伯号が飛来した時だと言われています。LPガスは日本に早く登場したにもかかわらず、家庭燃料として日常生活に本格的に入ってきたのは昭和30年代になってからです。

今まで、半世紀もの期間LPガスがあることで台所での食事の用意に便利だったのも事実です。

簡単に火がつく所は便利なんですが、危険な事も多かったと思います。

最近の、ガス湯沸かし器の「ガスは危ない!」と言う報道は、ガスがかわいそうだと感じております。悪いのはメーカーです。使い方でも事故は減らせたと思います。私達利用する側がちゃんと理解も注意も必要だったと思います。燃焼器具を使う側が、例えば、部屋に安易に室内空気を燃してしまう携帯ストーブを持ち込んで暖をとろうと考えた事故報告がまだ減らないです。2~30年前の住宅とは違いますので、隙間風が入る部屋の作りではないのですから。

ガスは、本来無臭なものですが、強制的に臭いをつけています。玉ねぎが腐ったような臭いです。ガスが大気中に漏れた場合、その濃度が1000分の1という 微量なものでも、くさい臭いとして人が感知できるようにしたものです。その臭いをつけている物質が燃焼してからが大丈夫なのか? そちらもチェックする必要があると思います。

ガス燃焼機器を建物の外側に取付ける場合、室内にあっても燃焼ガス(排気)を排気管で外部に強制的に出すかたちの物は特に問題はないと思います。でも、配管に亀裂が入った時は大変ですねー。

これからもガス燃焼機器は使用条件に合わせた、安全を一番に考えた使い方をしていきます。でも、以前のような台所での使い方は少なくなると思います。電磁波の心配が少ないラジエントヒーターがあるので仕方ないと思います。

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2007年2月16日 (金)

アルカリイオン整水器

住宅設計をしていく上で住まいの環境について、特に内装材から作られる室内の空気を主に考えて参りましたが、台所の流しの蛇口から出る水も大事なことですものねー。毎日飲んでいる水について考えて見る事にしました。

前々回の続きになります。

アルカリイオン水とは、一般的にアルカリイオン整水器と称される家庭用電解水生成器を用いて、飲用適の水(水道法水質基準に関する省令に適合する水道水)を電気分解することにより生成され、かつ飲用pH範囲等の基準を満足するアルカリ性電解水の通称です。

アルカリイオン整水器は平成4年頃に加熱的なブームが到来しましたが、その頃、一部では承認された効能効果を逸脱した標榜や、誇大な宣伝広告が見られた時期がありました。

現在、アルカリイオン整水器の参入メーカーは30社を超えており、薬事工業生産動態統計(厚生省健康政策局)によると、近年の業界全体の総出荷台数は年間約40万台との報告もあり、広く一般家庭で使用されている家庭用医療機器です。

先週は、OSGコーポレーションさんからアルカリイオン整水器のお話を伺いました。

OSGコーポレーションは、業務・産業用の浄水器・アルカリイオン整水器の販売はもとより、個人用・家庭用の製品を取り扱っております。

販売後のメンテナンスシステムに力を入れていらっしゃるみたいです。

浄水器・アルカリイオン整水器については、商品の性質上カートリッジの交換などアフターケアが不可欠です。創業以来、アフターケアの充実に力を注いできたそうです。カートリッジの定期的な交換訪問はもちろんのこと、水だけではなく健康など生活に密着した相談も受け、お客様にいつまでもおいしい水を安心して飲んでいただくために、アフターケアは大切に考えて来られたみたいです。詳しくは、下記Webページをご覧下さい。 http://www.osg-nandemonet.co.jp/maintenance/index.html

ちょっと話がそれますが。

キッキンメーカーさんがシステムキッチンにビルトインされているアルカリイオン整水器(家庭用電解水生成器)が、OSGの製品では無いと思います。でも、アルカリイオン水の作り方の原理はほぼ一緒です。作れる水の量が(OSGが優れています。)違います。そうすると、2~3年前からお使いお宅はメンテナンスの時期って事になりますかねー。使い方にもよると思いますが…

ミクシィには、水について関心を持っていらっしゃる方が、5,600人もの方が集うコミュニティがあります。そちらの情報も気になるところです。 http://mixi.jp/view_community.pl?id=12969

アルカリイオン水……、もう少し時間を下さい。

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2007年2月 7日 (水)

緊急書き込み

少し前に見た、日経スペシャル「ガイアの夜明け」の放送、「家があなたを壊すとき ~シックハウス・化学物質過敏症と闘う~」 見てて、知らないうちに涙が出てました
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview070206.html


昨年3月に建設埼玉さんの主催:住宅対策講演会・化学物質過敏症について三好基晴先生の講演を受講ため大宮まで出かけてきました。その時に三好先生と一緒に講演された、化学物質過敏症と闘ってられる草加市の青山さんのお話が大変ショックでした。

でも、今日の放送内容は私の想像を越えていました

http://sekkeiya.cocolog-nifty.com/sumai/2006/03/f_bfe1.html

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2007年2月 6日 (火)

水道水

前回に書き込みをした、「住宅用火災警報器」 ただ今調べておりますもう少しお時間下さい。

今回は、毎日飲んでいる「水」についての書き込みです。

一日にカラダから出ていく水は、2リットル。ということは、最低でも2リットルの水を補給しなくてはいけません。 一日に飲む水の量は1.5リットルと言われています。

私が毎朝一番にすることは、マグカップ2杯分の水を飲むことから始まります。

一年を通して蛇口からの流水・水道水(浄水器を通さない)をいっきに飲み干します。美味しいと感じながら飲めるのも健康だから! なんでしょう! 今頃は水道水の水温、結構冷たいです。歯に染みるようなら、しろくま先生の所ですねー。

水が美味しいと感じる要因に水温があると思います。程よい水温!

それと、pH値・亜硝酸・硬度・残留塩素などを考えながら「水を飲む。」そんなこと、無いと思います。

実は先日私のPC宛てにメールが、「大木さんは健康の為に、料理・コーヒー、お酒をおいしくいただく為に…、お水に対するご配慮はされていらっしゃいますか?」 ただ今、ツボイ一丸大作戦というテーマで、「アルカリイオン整水器の販売キャンペーンを開催中です。」と言った内容でした。

え。アルカリイオン整水器。

家には、1階の流し(主に、父がお茶をいれる時に使っている)蛇口に簡単な浄水器が付いています。年末になるとホームセンターから換えのカートリッジを買って来てもう10年近く使っております。

私自身、毎日飲んでいる台所の水について、最近考えた事が有りませんでした。

少し話が違いますが、私の趣味に水槽での熱帯魚飼育が有ります。

15年位前、飼い始めた頃、水槽に入れる水道水を試薬(テトラ製、水質測定薬)とか、pH測定器で調べたことが有りました。アクアリウムを楽しんでいらっしゃる方は、蛇口からの水道水について関心をもたれたと思います。私と同じようなpH値・亜硝酸・硬度・残留塩素などを測った経験があると思います。

郡山市にお住まいの方は、水道水に原水・取水を猪苗代湖からだと言うことを知っています。湖水の水質が少し酸性が強いって事を分かっています。

魚の飼育環境に大事な水質なので私もしかり測定した期間がありました。誰でも、魚を飼育した経験の無い方でも、水道水のカルキ(塩素)抜き中和剤が必要な事は分かっていると思います。そうですよねー。私達は毎日塩素入り水を飲んでいるんですよねー…。

郡山市では、河川(南川、逢瀬川、深沢川)やダム・湖沼(三春ダム、猪苗代湖)から原水を取水し、4つの浄水場で水道水(給水)をつくっています。その内の、私が毎日飲んでいる水は堀口浄水場の猪苗代湖から取水した原水から作られているものです。pH値年平均6.81・硝酸及び亜硝酸態窒素0.226mg/L・硬度(カルシウム・マグネシウム等)32.3mg/L・残留塩素0.53mg/L  だそうです。

ちなみに水質基準値等は、pH値5.8~8.6・硝酸及び亜硝酸態窒素10mg/L以下・硬度(カルシウム・マグネシウム等)300mg/L以下・残留塩素0.1mg/L以上

水道の水質基準は、生涯にわたり摂取しても人の健康に影響が生じないこと等を基準として設定されていますので、郡山市の水道水は安心して飲めるって事ですかねー。

水道水を作るために何か薬を混ぜていますか?(郡山市では、)

①ポリ塩化アルミニウム(PAC)

水の中のにごりを集めて沈みやすい固まりをつくる

②次亜塩素酸ナトリウム

水の中の細菌類を殺菌する消毒します

③水酸化ナトリウム

酸性の水を中性にする薬品

今週初めツボイさんの事務所を訪ねる前に、郡山市水道局に電話を入れました。

「飲んでいる水のPH値いくらですか。」「はい、お客様の地域ではPH値が平均で6.8です。」

やっぱり、それ位か。10年前と同じです。

「4月から、7.5を基準に調整します。」え。少しアルカリ性にしようとしている。

「私達の健康を考えてのことですか。」「さびにくくするためです。」……?あ。配管ねー。浄水場から蛇口までの配管を守る為なんだそうです。

豊田浄水場からの水道水は現在PH値7.5で送っているそうです。ナトリウムを使って調整していると言っていました。

なんだー。水質基準値では、pH値が5.8~8.6ですので、6.8でもなんの問題が有るわけじゃないって事ですねー。水道法の水質基準値にずいぶん幅がありますよねー。

pH値って、体にどうなんでしょうか?アルカリイオン水、飲んだら、お腹の調子が変わるのでしょうか。どなたか教えて下さい。

私が水道水で一番気になるのが、有機化合物・農薬・合成洗剤のような水に溶けやすいそのまま体に取り込まれてしまうと思われる物質? ですよねー。

次回は、アルカリイオン整水器について、製造メーカーの方からお話を伺った内容を元に書き込みしたいと思います。

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