このままオール電化住宅になっちゃうんでしょうか。
http://sekkeiya.cocolog-nifty.com/sumai/2006/08/post_5052.html
昨年の夏のパロマ事故は、ガス湯沸かし器の「ガスは危ない!」を増長するような事故は、ガス湯沸かし器のメーカー全体にとっても大きな事件だったと思います。
また、今回のリンナイ製のガス湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故。
ここまで、たくさんの事故報道が有れば、燃料店・ガス会社は売り込みに力が入らない状態だと思います。
経済産業省は16日、リンナイ製のガス湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒事故を受け、製品事故の情報公開基準を決めたと発表した。
ガス・石油機器による死亡・重傷事故は、製品の欠陥が原因か否かにかかわらず、事業者からの報告後、メーカー名、型式を即座に報道発表する。
従来は原則ホームページで公開するだけだったが、一酸化炭素中毒事故が相次いだことを受け、消費者への注意喚起を促すことにした。
一般の生活用品の事故について「製品の欠陥が原因でない」場合には、消費経済審議会の下部組織である製品事故第三者判定委員会の判断でホームページで公表する。
改正消費生活用製品安全法では、事故発生から原則1週間以内に事故の概要を公表するとしており、製品の欠陥が原因でない場合にはメーカー名の公表は今まで定めていなかった。
そこで、オール電化住宅って事なんですかねー?
日本の電力事情は、火力発電が約55%、原子力が35%、水力は10%未満であり世界的に見ても上位のCO2排出国。いま、原発は一連のトラブルで再調査や発電停止に追い込まれています。
私達利用する側は、冬は暖房・夏は冷房・電気はコウコウと、省エネの雰囲気は感じられないのが現状ではないかと思います。夏には需要に供給が追いつかなくなることも心配されます。
わが国で、燃料としてLPガスが最初に取り扱われたのは、1929年(昭和4年)に有名なドイツの飛行船ツェッペリン伯号が飛来した時だと言われています。LPガスは日本に早く登場したにもかかわらず、家庭燃料として日常生活に本格的に入ってきたのは昭和30年代になってからです。
今まで、半世紀もの期間LPガスがあることで台所での食事の用意に便利だったのも事実です。
簡単に火がつく所は便利なんですが、危険な事も多かったと思います。
最近の、ガス湯沸かし器の「ガスは危ない!」と言う報道は、ガスがかわいそうだと感じております。悪いのはメーカーです。使い方でも事故は減らせたと思います。私達利用する側がちゃんと理解も注意も必要だったと思います。燃焼器具を使う側が、例えば、部屋に安易に室内空気を燃してしまう携帯ストーブを持ち込んで暖をとろうと考えた事故報告がまだ減らないです。2~30年前の住宅とは違いますので、隙間風が入る部屋の作りではないのですから。
ガスは、本来無臭なものですが、強制的に臭いをつけています。玉ねぎが腐ったような臭いです。ガスが大気中に漏れた場合、その濃度が1000分の1という 微量なものでも、くさい臭いとして人が感知できるようにしたものです。その臭いをつけている物質が燃焼してからが大丈夫なのか? そちらもチェックする必要があると思います。
ガス燃焼機器を建物の外側に取付ける場合、室内にあっても燃焼ガス(排気)を排気管で外部に強制的に出すかたちの物は特に問題はないと思います。でも、配管に亀裂が入った時は大変ですねー。
これからもガス燃焼機器は使用条件に合わせた、安全を一番に考えた使い方をしていきます。でも、以前のような台所での使い方は少なくなると思います。電磁波の心配が少ないラジエントヒーターがあるので仕方ないと思います。
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