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2006年11月23日 (木)

古民家再生

住まいは人間を形成していくうえに非常に大切なものではないかと思っています。我々の祖先が作ってきた民家が持っている思想性は、近代建築のそれとは非常に違っています。四季がはっきりしている日本独特の気候のなかで、民家はそれに適応していける柔らかさを持っています。まわりの自然やまわりの人たちと柔らかく協調し、そのなかで自分の快適さを広げていく住まい方です。山に木があって、水を蓄えるから、山の麓に住む人たちはお米を作ることができます。そういう自然と付き合い、魚や鳥や獣と付き合い、もちろんまわりの人たちとも付き合い、利害を分かち合っていくことが、人間として生きていく基本ではないかと思います。

上記は、日本民家再生リサイクル協会のホームページ・トップページから、会長の観世氏が書かれている掲載文の一部。「自然と付き合う暮らしを大切に」からの引用です。

『民家(日本の住文化の象徴・原点などとも言われている)で暮らす』。

日本テレビ系列で毎週日曜日の夜に放送されている、TOKIOの「ダッシュ村」を直ぐに思い浮かぶのは私だけではないと思います。民家は近くにある素材(木・土・石・竹・紙)によってつくられています。そして長い年月の風・雪に耐えてきました。

自分の家が古民家。

これまでお父さん、おじいちゃんが暮らしてきた思い出が多い住まいを改修してもう少し(最低でも50年位)使いたいと考える方がいらっしゃいます。築100年にもなんないのだから未だ未だ行ける。隙間風が入るんだけど、少し床が下がっている所が有るけど、手を入れれば工事を行なえばまだ行けるとおもわれると思います。

そこで、家全体の断熱改修(今まで全く無かった断熱材を入れる工事)・耐震補強工事(倒れにくい家にする)をする事になります。断熱工事はお金をかければ今新築で行なわれている物に近い性能を得る事が出来ます。

問題は、『古民家の耐震補強工事』です。

少し話がそれますが、私がお付き合いの有る大工さんの中には、差鴨居(伝統構法)工法を取り入れた住まい作りを。大工修行に入った時親方から教わり、一人立ちしてからも新築住宅で実際にやってこられた職人さんがいらっしゃいます。そのような高度な技術を身に付けた大工さんが近年自分の技術をふるに活用した家作りをする機会がほとんどなくなって来ています。一部に、建築基準法の改正で金物を使って筋交いで固めた現代工法のやり方に決められた事が原因だ。 と言っている大工さんもおられます。伝統工法による新築は少なくなってますが。近年、古い昔造りのお住まいのリフォーム・大掛かりな改修工事などの相談を受ける事が増えて来ました。築50年以上の木造家屋を調査・見積りの為にお宅を訪問すると、「わー、これは駄目だろう」という住宅が割と多いそうです。ちゃんと使えそうなのが5件に1件くらい。家が建っていた条件(床下の環境に大きく左右される)により、土台・柱の脚部など外見上形がしっかりしてそうでも土台・柱の多くは中がスカスカ状態で、釘を指で押して入りそうなスポンジで作った物にちかい部材に長い年月で変わっている。

と言い話をよく聞きます。

次回に、続きます。

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