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2006年6月21日 (水)

地震の揺れが

大幅に軽減 住宅用制震装置「減震くん」

「減震くん」を取付けることで、震度7の地震を受けた時でも震度5以下(震度4)の被害に抑えられることが日立製作所が行った実験で確認されています。

4畳半程度の在来木造軸組み工法により建てられた1階建物に、阪神淡路大震災の揺れを再現した振動実験を行いました。(3次元加振振動実験結果)その結果最大約70%の減震効果が確認できました。

またその時、「減震くん」無しの場合は柱と土台の結合部が割裂したのに対し、「減震くん」有りの場合は割裂等の損傷は受けなかった。地震の揺れは、1回限りのものではなく余震も含め何度も繰り返されるので、常に繰り返し動作することが前提となっているオイルダンパは、地震に対して有効作用します。
しかも価格は30坪程度の住宅で、約7~80万円と低価格で出来ます。今、新築をご計画している皆様、ぜひ「減震くん」をご検討下さい。

今日は、前に紹介した日立ハウステック東日本 郡山営業所で減震くんについての勉強会がありました。突っ込んでいろいろ質問をしてきましたよー。


この装置は震度3~4クラス以上の力が加わることによって初めて、その効果が発揮されるそうです。

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2006年6月18日 (日)

自然体で住める住まい

主に、スウェーデンの木製サッシ・玄関ドア・パイン建材等を 直輸入・販売をしている。栃木県のオストコーポレーション北関東の吉田さんが地域で活躍されている工務店の紹介をブログでしています。その中で郡山市内の朝日テクノホームさんの内覧会の書込みを見つけたので思い切ってお邪魔して見ました。伺うのは初めてです。

朝日テクノホームさんがホームページで紹介させている。宿泊体験ができるモデルハウスとトップページにあるパースのお住まいを拝見する事が出来ました。
2棟の外観はナチュラリストの家。内部は構造体をむき出しにしたスタイル。「スッピンの家」木造打ちっぱなしの空間です。自然素材をいっぱい使ったナチュラルな質感、素足で歩きたくなるそんな、気持ちの良いお住まいなんです。築3年だと伺いました。これから先、家が変わって行くのだと思います、朝日テクノホームさんの「人が自然体で住めること」・「建てた家が進化できる」テーマで木の家を造ることを一番に建築をされて来られた事が感じられるふたつの作品です。

今月9日、タマホーム本宮インター店・モデルハウスを見学する事ができました。マイホームの購入の仕方はいろいろだと思います。ふらっと立ち寄ったモデルルームのメーカーさんの説明員の話から、「今の自分にもこれ位なら買える!」「参考に出してもらったこの間取りなら部屋数が足りるし、収納箇所も今のアパートより多い。」「対応した説明員がとっても感じが良い。」契約までスムーズでした。そんな買い方が本当に高くなかったら間違いだとは言えないと思います。ただ、マンションは駄目です。建物が老いてからが問題です!
家を建てるのは一生に一度だと考えた時、人生の長い時間過ごすお住まいを健康な家で考えたいです。建設費が少し上がっても時間をかけて検討・勉強された事が後の安心につながると思います。
自然体で暮らし老いて行けるような。私も「カワイイじいちゃん」になりたいですねー。じゃぁ「もっと素直になんないと!」家族が言ってそうな気がします。

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2006年6月13日 (火)

‘減震くん’を使った

新築中の現場、見学する事ができました。

先月、仙台市泉区の有限会社ピュアホームさんに「現場見学会が行われる時、拝見させて下さい。」そんな自分勝手なメールを入れました。前にブログで5月19日に紹介。

ピュアホーム・渋谷さんからお電話を頂き、今日実現しました。

ピュアホームさんの家は、「地震からあなたと家族を守ります。」 全ての新築住宅に‘減震くん’を使って地震の揺れを軽減できる工法と最新の木造用接合金物を使って工事をされている工務店さん。渋谷さんのお話うかがいますと。大学から建設業界に入られて、木造が好きなので主に住宅を手掛ける建設会社で経験をつまれたとの事。御自分で会社を始めてからは、メーターモジュールでも工事された事も有り、減震くんは開発当初から使い木造住宅には外しては考えられない重要なパーツの一つ工事を行っていられます。間取りもほとんどが渋谷さんが提案された物をもとにお客様に検討して頂く、それって強いお住まいを造る上で大変重要です。構造計画は経験の少ない方が考えると出来上がった住まいに違いがでます。「良い家を建てよう!」って事で大切な事だと思います。帰りに今工事中の現場で、‘減震くん’生に触れる事が出来て良かったです。

‘減震くん’は、住宅資材販売・住宅建築に長年携わってきた江戸川木材工業(株)と、大手自動車部品メーカー(旧トキコKK)が開発した制震工法です。

私のホームページ「住環境 充実」5月13日の記入でも紹介しています。そちらもご覧下さい。

今月21日に日立ハウステック東日本 郡山営業所で減震くんについての勉強会がありますので福島でも採用をお考えの方が増えてくると思います。
私も設計屋として、少しでも早くできるだけ多くの住宅に使われるように勧めて行こうと思っています。

ピュアホーム・渋谷さん、今日は本当に有難うございました。これからも、ちょくちょくホームページお邪魔させて頂きます。
Pi
Gen1

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2006年6月 9日 (金)

タマホームモデルハウスに行ってきました

先週、タマホーム本宮インター店・モデルハウス(内1棟が構造見学)が隣町の本宮にオープン、完成見学会に行ってきました。なかなか、ハウスメーカーさんの展示場見る機会がないんですよ。私の住む町内に29万8千円ビルダー展示場もまだお邪魔した事ありません。見学する事で営業の邪魔になるのは確かですので。

「私、設計屋なんですけど良いですか?」「どうぞ、建築関係の方の見学も有りますので…、それでは説明に工務課長をつけましょう。」 初日に来場。行ってみてお客様でいっぱいなら止めようとも考えましたよー。私、悪ですよねー。
展示場は国道沿い、敷地内には2棟モデルハウス・他に事務所とショールームが入る建物が現在工事中、家1棟丸ごとショールーム内に展示されるみたいです。「構造部材を何時も見る事のできるように考えている。」って事です。住まいをローコスト住宅でいこうと考えた場合、特に気になる部分に構造材(仕上がると隠れてしまう)が有ると思います。皆さんが不安に感じている部分を一番にショールームで展示。建築基準法で決められている基準(義務で有り、最低の基準なんです。)は、しっかり工事をする。欠陥住宅・手抜き住宅だ!って後ではっきり分かるような仕事は絶対しない業者だ!うちの任せて下さい大丈夫ですよ。って事をお客様に分かってもらうのに必要な展示物なんでしょうねー。柱・梁接合部の金物の使い方は基準に合っていますし、構造材(柱・梁)の寸法も良いと思います。間取りがその辺もうまく考えて計画されているから地震に対しても信頼(基準値の性能が)でると思いますねー。
展示場の規模、…すごいですよ。国道4号線沿いの一等地に3棟の建物、駐車場も広し、まだ1~2棟造れるスペースが有るんじゃないのかなー。相当の経費負担なんでしょうね。そのお金どっかに入ってんでしょうね!


主に30歳前半の方、土地を購入した上で建物を造るとなると建物にかけられる予算は1500万円以内、延べ面積35坪として、坪単価は40万円位になりますかねー。
ローコスト住宅の目的は限られた予算の中で要望を最大限実現してゆく事。
ローコスト住宅設計のノウハウは現実には経験のある設計者でないとなかなか持ち得るものではないと思います。設計者は広く価格は安いが付加価値の高いつまりローコストの目的にかなった建材及び工法の選択を行い、またプラン及びその機能の検討に努力し、コストチェックを行いながら設計を進めて行きます。結果的にローコストでありながら質の高い丈夫な住宅に出来上がります。

家造りは人と人の出会いから始まります。運が悪ければ、設計事務所だろうが、ハウスメーカー、工務店でも欠陥住宅や手抜き住宅は生れるのです。ローコスト住宅だけが持つ欠点では決してないのです!」「ローコスト住宅は欠陥、安かろう悪かろう」と、絶対に言えないのです。
一番大事で大切なことは、お互いが「良い家を建てよう!」とする強い気持ちなのです!

私は、 「 住宅 は造れば終わり。 」ではないと思います 。これからも住まいを ともに育てていくお手伝いをしたいと考えています 。

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2006年6月 3日 (土)

人間もかつては火を怖れていた

家では料理で火を使う時、家内や娘は特に揚げ物で油を使う時は大変です。パチパチ油がはねるとか、火力調整とかで。揚げ物をしているのにそばを離れるってことは考えられないと思います。でも、うっかりって事も有りますから備えは必要です。

私たま~にコンロを使って炒め物を自己流でします。中華なべをガスコンロにかける時、無駄に火力上げているって注意されます。よくテレビで中華の料理人がかっこ良く大きく炎を上げながら、鍋を振って料理作ってますよねー。あれがやりたくて初心者の私(かたちから入るのが得意です。)、その炎が周りの燃えやすい物をこがすかもなんて事は考えないで鍋を振っていました。少し位熱くても、油がはねて火傷しても料理人みんながしてきた事だ!なぁーんてね。3年前料理始めた頃、乱暴にやってたと思います。私の場合、かたちを真似したい方ですから!

母の場合、調理しているのを見てると手前のコンロに火が着いているのに置くの物をとろおうとしている、洋服の袖がコンロの火に近づいているのも分かんないのか分かっていてか、平気なんです。そんな事はちょくちょくなんですよ。火を使うようになって母は長いですよねー。今まで火を上手に使ってきた自信ですかねー。

でも、裸火です。

便利だったコンロの周りに燃えやすいものが有れば炎は大きくなり、今までこつこつ作って来た信用はあっという間に無くしてしまいます。

それには、“毎日、火を丁寧に扱う”って事ですか。…肝に銘じておこう…

人間は幼児の頃からすでに火に対する恐怖心を持っていないと思います。人間もかつては火を怖れていた時代があった!火を使うようになった数十万年も前の時代から、人間は火を料理や暖房などにうまく利用してきましたからですかねー……

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